エピペンの正式な名称はエピネフリン自己注射キットと言います。もともと八チ刺されの薬でした。今はむしろ食物アレルギーのくすりです。はちもミツバチ、アシナガバチ、スズメバチといろいろいます。ミツバチ刺傷よりも山林従事者に多いスズメバチやアシナガバチ刺傷が危険です。つまり、山奥で仕事しておられ蜂に刺されると助けが来るのに時間がかかります。そこで自分で打つあるいは周りの人がうつデバイスを持った物がエピペンです。保険適応になり使いやすくなりました。
姫路の眼科 西川クリニック院長の日々雑感及びお知らせ
エピペンの正式な名称はエピネフリン自己注射キットと言います。もともと八チ刺されの薬でした。今はむしろ食物アレルギーのくすりです。はちもミツバチ、アシナガバチ、スズメバチといろいろいます。ミツバチ刺傷よりも山林従事者に多いスズメバチやアシナガバチ刺傷が危険です。つまり、山奥で仕事しておられ蜂に刺されると助けが来るのに時間がかかります。そこで自分で打つあるいは周りの人がうつデバイスを持った物がエピペンです。保険適応になり使いやすくなりました。
アスピリン喘息の方にはコハク酸エステル製剤つまり研修医の時代によく用いたソルメドロールは今は使えない。ソルメドロールは電解質を乱すことが少ないステロイドとしてはやった。しかし、点滴ではソルメドロール、内服ではプレドニン何か違和感があった。今は藤田学園の榊原先生がかなり以前に講演されたときにアスピリン喘息は考えているより多く、たくあんの黄色2号やパラベンも使ってはいけないことを教えていただいた。今喘息に使ってよいのはリン酸エステル型のステロイドです。デカドロンとリンでロンです。昔は半減期が長いので禁じ手だった。
ムコスタ点眼液が合わない人はまず男性です。ムコスタ点眼液があわない次の集団が若い女性です。高齢者が多い「姫路 西川クリニック」では中高年の女性が圧倒的に多く、案外有効な方が多い。逆に離脱例がすくない。それから指が不自由なひとには大変不人気です。これはヒアレインミニにもいえることです。すべての点眼液のデバイスに共通することです。ムコスタ点眼液が透明なゲル化製材になりユニットドーズになる日は来るのだろうか?確かにムコスタが効く方が確実に増えています。
ノルスパンテープをはったところが真っ赤になられた。パッチテストしたのと同じだった。きっとダメだと説明して20mgから10mgに減量した。すると案外うまくいっているようだ。ナウゼリンOD錠も全く不要だ。それを聞いた人が2匹目のどじょうを狙って3週間目に突入している。ふつうかぶれは基剤によることが多く薬物濃度依存性ではないはずです。不思議な話です。手元に届いた紙に高齢者の慢性疼痛の第一選択薬はアセトアミノフェンつまりカロナールと書いてある。わたくしが研修医時代救急外来でお子さんに良く処方したピリナジンはどこに消えたのでしょうか?姫路の急病センターも確かピリナジンだったと思うのですが。
「姫路 じんましん」で検索すると「姫路 西川クリニック」がかなり登場する。おかげでじんましんの方が多くお見えになる。昨日お見えになった方はアタラックス、セルテクト、ベタセレミンが処方されていた。主訴には肩こり、便秘、むくみ、貧血などがああった。ステロイドの内服をすると水分代謝異常をまねく。するとむくみや満月用顔貌さらに便秘につながる。まずはベタセレミンをしだいに切っていきたい。ステロイドの内服は胃潰瘍、糖尿病、高血圧ざ瘡、など全身に多くのことをひきおこす。骨粗鬆症もありました。じんましんでステロイド内服内服をガイドラインはすすめているでしょうか。ベタセレミンことセレスタミンは曲者です。しかしわたくしは何人かの方の離脱に成功しています。ゆっくり離脱することが大切です。
こどもの花粉症に漢方薬を用いて効果があがっている。K社の錠剤O社の錠剤、一番人気はK社の漢方カプセルです。K社のものは6カプセル毎食後です。眠くなることはない。だるくなることもない。たしかにこどもに人気がある。というかご両親に人気がある。たぶん2番人気はK社のコーテイングした錠剤です。粉薬はどうも人気がない。抗アレルギー薬でもOD錠やレデイタブ錠の方が人気ある。
セラミドは脂質に属します。セラミドは日本語では細胞間角質物質ともいいます。「細胞死のメッセンジャー」ともいわれます。セラミドはOTCのお薬にはなりますが保険適応の医薬品ではありません。ワセリンって油からできているため大丈夫ですかと聞かれますが多くの医師が使っていることから考えると大丈夫でしょう。何か健康被害があると医療用を適切に使うことが大切です。補償制度が全く異なります。
フィラグリンについて以前述べました。フィラグリンは遺伝子異常があるとアトピー性皮膚炎や乾癬になりやすいことがわかっています。アトピー性皮膚炎患者の4人に1人はフィラグリン遺伝子異常をもちます。さらにフィラグリンはケラチンを作る大切な働きをします。皮膚の構成に関係のある物質です。ケラチンを作る際ひとはたらきをしておりその後分解され天然保湿因子になると考えられています。
iタウンページは有用かという疑問を持つ。タウンページに価値がなくなったのはNTTの回線を引いていない方には電話帳を配らなくなったからそしてホームペ-ジという広告には当たらないと厚生労働省か医師会か忘れましたがコメントしている媒体にかなりかたよってきています。iタウンページも二つあるそうです。姫路市内だけというのと姫路市以外からも可という内容です。少なくともアクセス解析で一年経過を見ればわかることですね。ちなみにNTTも神戸市で今年はNTT回線を引いていない家庭にも電話帳を配るそうです。
中医学の先駆者森雄材先生がなくなられていたんですね。森雄材先生には基礎中医学講座で陸希先生や通訳の津村さんとともに神戸中医研の書籍には書いていないどこにもない中医基礎理論を展開され漢和辞典を見ながらいろいろ目からうろこの話を教えていただいた。未だにわからないことばかりだったので森雄材先生にはまだまだお話しをお伺いしたかった。一番最初に森雄材先生の話をきいたのは東洋医学会の岡山県部会であった。内容は三焦の話でさっぱり分からなかった。今もわかりません。なんぼ勉強してもきりがないのが中医基礎理論です。雨で花粉症も幾分ましなのか今日はひまでした。うちの子も麻黄附子細辛湯カプセルがよくきく様です。歳月人を待たずとか光陰矢のごとしといいます。あっという間の人生です。