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バラ科の植物

バラ科の植物は口腔アレルギーやラテックスフルーツアレルギーと関係あることはご存知でしょうか?バラ科の植物はラテックスフルーツアレルギーの原因として大切です。一方ラテックスはラテックスフルーツアレルギーの原因になります。うめ、モモ、さくら、イチゴは春、秋冬はなし、りんご、花びら5枚におしべ多数です。果物が多くを占めます。果物を食べるとラテックスにかぶれたりアナフィラキシーショックをおこします。つまり点滴をするとショックに陥るとかゴム手袋でショックに陥るとか恐ろしいのがラテックスフルーツアレルギーです。ラテックスはゴムです。ゴムは熱帯植物です。交差性がバラ科とラテックスにはみられます。きれいなあるいはおいしそうなバラ科には要注意です。

ふらふら

ブロプレスとグラクテイブを服用中の方の一包化した分包紙に余分な薬が混入しており患者さんが薬を飲んでしまった。そのあと口渇とふらつきと手の震えが出現した。2日たった今患者さんから電話がかかり歩けるようになった。もうちょっと生きていける。と感謝の言葉をいただいた。患者さんに処方した保険薬局の管理薬剤師は本当に余分な薬が入っていたかと証人の有無をまず尋ねたらしい。何かおかしい。一包化もよかれあしかれですね。信用ガタ落ちですよね。この薬局さん。口渇とふらつきと手の震えが起こる薬に心当たりの方情報をお寄せください。

ラピアクタの使用経験

2月3日のブログでラピアクタの名前を間違えていました。訂正します。インフルエンザで昨年というか昨シーズンから用いられるようになったラピアクタはノイラミニダーゼ阻害薬です。B型インフルエンザにも効くのではないかと期待されています。またもっとも確実な投与方法です。1歳未満には多く使われています。ラピアクタを投与した自験例では翌日にはすごく元気でした。思ったほど解熱に対する即効性はありませんでした。元気で解熱したそうです。吸入が苦手な方にはよいかもわかりません。タミフルとラピアクタは投薬が確実です。吸入は本当に吸えたかという不安が残ります。今年のインフルエンザにはいずれにしてもどの薬も効く様です。誤字を訂正いたしました。ラピアクタも37時間しないと解熱しないそうです。つまり解熱後2日で登校すると登校再開まで約5日かかります。

風媒花

風媒花は花粉症の原因となる。花弁がなく花粉を大量に作る。軽くて飛びやすいのでたちが悪い。虫媒花は花びらがあり匂いみつが付きます。自家受粉する花は4種類あります。なんでしょうか。先ほど来た方がラクアピタの誤字を見つけたと教えてくださいました。どこでしょうか。

ロゼット葉

この「姫路 西川クリニック」のブログやホームページは壱診療所の規模からすると非常にアクセス数が多いそうです。たまには診察と関係のないロゼット葉の話を語らせていただきます。ロゼット葉は平たく広がった葉のことです。ロゼット葉は非常によくできています。代表はタンポポの葉です。キク科の越年草はロゼット葉がついている。記憶法は「あなたはいいおばま」だそうです。アザミ、ナズナ、タンポポ、ハルジオン、いちご、おおばこ、まつよいぐさです。キク科の花粉は秋に飛びます。記憶術の本には「晴れた日にゴキブリよく出る」です。

たんぽぽ

タンポポが咲くのはいつでしょうか。西洋タンポポが咲くのは一年中なんです。西洋タンポポは明治時代に日本に入ったとされます。カンサイタンポポが春咲くそうです。たんぽぽは何科でしょうか。キク科です。キク科の花粉は秋に飛びます。タンポポは花粉の量が少なく花粉症の原因にはならないようです。タンポポは主に光の強さで花が開いたりとじたりします。タンポポの葉はロゼット葉です。

今年のインフルエンザ

今年はインフルエンザの流行が長いですね。そのためか最近とてもすいています。最近少し西へ行くとB型インフルエンザがはやっているようですね。スギ花粉が飛んでもインフルエンザが流行っても苦痛は大きいですね。今年のインフルエンザは咳が出る人が多いのでしょうか?アスベリンが多く出ているようです。生体防御反応である咳を無理やり止めるのは賛否両論あります。ホクナリンテープで止まることもあるようです。暇はよくないですね。

黄斑上膜

黄斑上膜はセロファン網膜症とか網膜硝子体界面症候群とかいろいろな別名を持ちます。患者さん次第ですが手術の基準はありません。受診した施設の医師の話をよく聞くことです。そして決めるのは患者さん自身だと思います。患者さんからの質問に対する答えです。

糖尿病網膜症とHbA1c

ヘモグロビンA1cを一月1パーセント以上さげることを急速な是正といいます。急速是正を行うと20パーセントの人に網膜症の悪化がおこります。網膜症が少しでもある人の血糖管理は要注意です。ヘモグロビンH1cが8パーセント以上、あるいは10年以上の罹病期間を有する人には要注意です。罹病期間とHbA1cの積が100以上になると危険です。

白内障の危険因子

白内障の危険因子には何があるでしょう?タバコ、紫外線、糖尿病、強度近視、放射線、遺伝、くすりなどがあります。くすりとは代表はステロイドです。内服や点滴の方が点眼よりハイリスクです。高用量や長期使用はハイリスクです。マイナス6D以上は危険です。紫外線ではUV-BはUV-Aよりも細胞毒性が高く危険です。