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スギ花粉の積算温度400度

姫路のスギ花粉の積算温度のお話を以前させていただきました。第一三共さんのHPを見ると姫路はスギ花粉が飛散する400度を超えていますね。どうりでスギ花粉症の患者さんがこられているはずです。眠たくなりにくい治療、眠たくならない治療が「姫路 西川クリニック」のキャッチコピーです。インフルエンザでよそは混んでるようですがうちは今日すいてました。

花粉症の方が多く来られました

昨日はバレンタインデイでしたが雨にもかかわらずスギ花粉症の方が多く来られました。スギ花粉症は今後十年間は増え続けることが予想されています。眠たくないスギ花粉症の治療あるいは眠たくなりにくいスギ花粉症の治療を目指したいます。

目の前が白く見える

糖尿病の方が食事前に目の前が白く見えるといえば低血糖を疑います。網膜のエネルギー代謝の低下によるものです。低血糖時にはカテコールアミンの分泌を介し血液がドロドロになります。ムコスタ点眼液で目の前が白く見えることを体験することは低血糖の時の見え方を体験することにはならないだろうか?

NBM

NBMは「物語と対話に基づく医療」のことです。患者自身が語る物語から病の背景を理解し、患者の抱えている問題に対して全人格的にアプローチをおこなうことです。①傾聴すること、②理屈だけではだれも従わないこと、③治らないだけでは通告である、④一緒に考えることが大切です⑤患者が自然に語るまで待つつまり時期が熟するまで待つ。EBMに対することばです。毎日対話を大切に診療してゆきたいものです。

ムコスタ点眼液のゲル化

ムコスタ点眼液は懸濁液になっており長時間の持続が期待されています。そのムコスタ点眼液が懸濁液かゲル化すればどうなるか?或いは低濃度化すればどうなるか?チモプトール点眼液がゲル化したのは結膜嚢への滞留時間が延長することを期待している。懸濁液はエイゾプトやフルオロメトロンの点眼液がある。今までは緑内障薬にゲル化した点眼が存在した。あと2年位すると答えが出るようだ。武田薬品工業に続く日本第2位の製薬会社が大塚製薬です。日本に税金が入る製薬メーカーです。白く見える見えるのもあと2年でしょうか。大塚製薬は水ものの薬が得意な企業です。

サンコン

[サンコン]ということばをドライアイのセミナーでいうので何かと思ったらパソコン、エアコン、コンタクトレンズの3つのことでした。ドライアイに悪いもの3つつまりドライアイの悪化因子をサンコンと名付けておられました。頭のよい人はなんでもごろ合わせがうまい。季節もドライアイにむかっている。世の中次第に乾燥してきてます。心も目も乾いてきています。ドライアイは角結膜と涙液のハーモニーとはうまくいったものです。BUTは角結膜での涙液の安定性を表します。

わかっているけど

糖尿病は「分かっているけど病」わかちゃいるけどやめられない。甘いのや果物も一つならいいか?寒いから散歩もやめとこう?内科の指導現場では「今頑張らないと将来合併症が生じる」と極めてネガテイブな動機づけになっている。うつの患者さんは糖尿病の治療をはじめるとうつのなりやすい。視覚障害を持つと鬱になりやすい。睡眠ホルモンはメラトニンというホルモンです。睡眠障害と鬱は密接な関係にある。ときには「あなたはあなたらしくいきる」ということを肯定することが大切です。

中医協

中医協が診療報酬をきめます。2月10日に4月からのことが決まりました。眼科の一部の検査は安くなります。しかし、いろいろな機会を多くそろえる医療機関へいくと必ず診察代は高くなります。豪華な建物の医療機関へ行くと必ず診察代が高くなります。あまり豪華なとこへ行くのも、あまり検査機器がないところへ行くのもともに問題です。過剰な検査か人様な検査か患者さんにはわかりません。

BUT短縮型ドライアイ

韓国ではBUT短縮型ドライアイとうつが関係するという論文が出た。BUT短縮型ドライアイBUT短縮型ドライアイha20から30歳の若い女性が多い。角膜知覚が残っているからという仮説もある。資格情報社会を迎えBUT短縮型ドライアイは増えている。BUT短縮型ドライアイの増加は診断技術や概念の普及だけではなさそうだ。角膜にキズが入らないBUT短縮型ドライアイがなぜそんなにいたみをともなうのか?

ドライアイとシクロスポリン点眼液

シクロスポリンは免疫抑制剤として有名です。アメリカではドライアイのファーストチョイスつまり第一選択薬としてシクロスポリンが点眼として用いられています。韓国でも使われているようです。つまり、ドライアイは炎症です。日本でも犬のドライアイにはシクロスポリンが使われているそうです。ムコスタやジクアス点眼液が話題になっていますが海外ではもっとすごいことが起こっています。ドライアイに免疫抑制剤がドライアイの治療薬です。