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スギ花粉が飛散してないのに重症?

なぜだか今のところ分かりません。姫路で唯一花粉の測定をなさっているくろさか小児科アレルギー科のホームページをのぞいていますがスギ花粉の飛散が全く音なしであるにもかかわらず患者さんは全く眠れないとかおっしゃる、いったい何がどうなっているのかさっぱりわからないがスギの舌下免疫療法をご検討くださいと小さな子供さんそして大人の方には話しています。3月9日ごろまでは対医療費さんが続いた。しかしそのあとは落ち着いているが鼻閉で眠れない人スギ花粉皮膚炎の人多すぎます。漢方薬も錠剤では効果不十分な方にはエキス細粒・エキス顆粒をこっちのほうが効きますよとお話しています。湯がつくものは白湯で解くのもよい。しかし、散がつくものまで湯に溶かすのは意味があるのかないのか説明できません。多くの患者さんは漢方薬に西洋薬以上の即効性を求めていないのでその効果の速さにびっくりします。いずれにせよどこでも処方している小青竜湯以外の漢方薬が効くとうれしいもである、ただ本来一種類で行う漢方薬を2種類使うと健康保険で査定されて困ることもある。もうそこにはヒノキの花粉飛散が見えている

博多で仙頭節爆発

朝8時スタートの京都国際会議場の眼科診療アップデートセミナーを後にして博多駅前に仙頭節を聞くため向かいました。これはほんとに東奔西走です。先週は東京、先々週は浜松市の仙頭節を聞くため言った。花粉症の漢方治療は今までも多くの患者さんに西川の漢方薬はよく聞くねえといわれていたが3月9日までに爆発的に飛散したため多くの漢方薬を花粉症に処方した。市内のよその医療機関と全く異なる方剤を花粉症ご処方しています。患者さんにより処方を変えるのはみんな、私は同じ患者さんでもあったくなったら処方変更している。これを因時制宜といっている。系統中医学の考えに従い処方しているので姫路でははエキス剤の中ですが変わった薬を処方し薬剤師の先生方を迷わせている。最近花粉症の漢方治療が浸透してきておりできれば漢方でという患者さんが増えました。今日スギ花粉飛散の中タイムリーな講演で鹿児島宮崎の医師が参加されていた。麻黄がいっぱい入った証が多い中で麻黄が飲めない人の処方として防己黄耆湯など保険適応関係なしの実学を学びました。せっかくの博多ですが何も食べずに帰りました。博多阪急で大好きなアロマ用品をいっぱい購入しました。楽しかった。何度聞いても飽きない奥の深さを秘めた系統中医学です。

三村治先生のお話

ながらく兵庫医大眼科学教室で日本の神経眼科学をけん引された三村治名誉教授が4月からはずっとは兵庫医大におられなくなる、今後は県外を含め〇病院で診療〇施設で手術をなさるようです。未だ兵庫医科大学にも残った仕事があるそうですが外来はおしまいのようです。新眼科診療アップデートセミナー2019は第一日目のトリを務められました。後天性眼瞼下垂のお話は参加者に感動を呼ぶわかりやすくUPDATEなお話でした。終わって京都国際会館にこの度新たにできた会場で情報交換会、三村教授に毎回アップデートセミナーではビールをお注ぎいただくの今年こそは私がビールをお注ぎしようと思っていたが教授が私を探してお声がけくださいました。さらには、まあまあといってビールを継がれてしまいました、この腰の低さが兵庫医大眼科学教室を全国区にした先生です。兵庫医大眼科学教室の同窓生は私ぐらい何か、マンツーマンでいろいろ教科書に載っていること載っていないこと教えていただきました、とても感動しました、そして感動的なこうでしたのでご質問に次から次へと参加の眼科医が見えてました。三村先生の人徳です。私も節目で貴重なご助言をいただきました。神経眼科の手術日本一の教室を作り上げた教授が去っていく。まだやり残したことが二つありますとお話しくださいました、。内容はお楽しみです。薬がない神経眼科のお話を聞くのはめったにない、講演活動もしていただきたい。

姫路では3月10日までスギ花粉は重症だった

今年のスギ花粉症はきついとおっしゃい眼科にお越しになる方が多かった、これ使っているけど効かないとアレジオン点眼液を見せてくださる方が多かった。そしてスギ花粉皮膚炎の方が久しぶりに多い年でした。この先ヒノキがどうなるのかわかりませんがスギの花粉が重症に年にはヒノキは軽症であるというのがジンクスです。ヒノキは下気道にも症状が強く出る。PM2.5や黄砂が原因と思っている症状が実は西日本ではヒノキのが原因ということは少なくない。スギ花粉はスギの木の絶対量が多い、ヒノキの方が受賞であると思っている方が姫路で非常に多い。4月になり春霞が目立つ日にヒノキの花粉の飛散は多い、痰が多く出たり息がしにくいなど下気道症状が強く出る。CHOA3という抗原がヒノキでは主流というこ。とになっている。今までCHOA1、CHOA2しかなかったがCHOA3が見つかりヒノキ花粉にはスギ花粉症の舌下免疫療法を行っても効かないかもしれない。しかしヒノキ科の日のとヒノキ科のスギである。可能性はある。というかスギ花粉の舌下免疫療法しかこの世には存在しない。ヒノキ花粉の舌下免疫療法は鳥居薬品が開発予定がないのである。海外データからスギではないが4年つけて舌下免疫療法をやめるのが一番もう一回するときに良いということになっている。シダトレンやシダキュアが一年続けたら聞くのは間違いない、今年は多くの方方感謝の言葉を頂戴しました。

はなこさん

花粉測定を上郡町で行っていたはなこさんが今年から神戸市須磨区になっていることをご存いだろうか。昨シーズンまでヒノキやスギ花粉を観測し我々に多くの花粉情報を提供してくれたはなこさんが上郡から神戸市須磨区に変わりとても残念です。阪神間でいっぱい花粉測定しているところがあるが兵庫県西部では少ない。姫路市などは駅前の不動産がマンション建設ラッシュで兵庫県5傑に入ったと騒がしくなっているがほんとに駅周辺のみのお話です。姫路市が花粉測定をしていると聞いたことがない。アレルギー対策気基本法ができたが兵庫県では兵庫医科大学と神戸大学の2か所が基幹病院になるそうです。姫路には大きな病院ができるそうですが蚊帳の外のようです。行政のお金を使って私たちの納める税気を使って花粉測定をしていただきたいと切に望みます。NHKなどのテレビニュースで兵庫県西部の花粉の飛散状況が報道される日を待っています。

スギ花粉皮膚炎

今年の3月前半は顔が真っ赤になるスギ花粉皮膚炎の方が非常に多かった、スギ花粉皮膚炎は皮膚の角層のバリアをかふんがとおったひとにおこる。スギ花粉皮膚炎はほっぺのあたりが赤くざらざらになります。スギ花粉の飛散は3月10日の日曜日の雨で姫路市内は大きく減少しました。漢方薬と西洋薬を両方処方した人が多かったのでとても余裕に診療になっている。ヒノキの花粉にもうすぐ変わるはずだが今週末は気温が上がらないそうですからヒノキの花粉の飛散はもう少し後になるのでしょう。スギ花粉皮膚炎は空気伝搬性の皮膚炎です。蕁麻疹用の赤味が強い紅斑がみられます。アトピー性皮膚炎の方に多くみられるといわれています。一方アトピー性皮膚炎の基礎がない人にはまれといわれているようです。治療は顔を洗いスキンケアを行うことです。舌下免疫療法を行うことはスギ花粉皮膚炎にも有効と考えています

スギ花粉症の根本治療

スギ花粉症の舌下免疫療法を勧めた方の多くがそんなん効くかとバカにしている。効くからおすすめしている、デイレグラ錠を処方するとみんな効くとはオムが副作用もある。特に落としの方には男女問わず使いにくい。30歳台の女性もちょっと眠りにくかったとおっしゃった。動悸がするとか聞くがいろいろややこしい。この薬真坂副作用ないでしょうねというなら薬が処方できない。丁寧な問診だけでは副作用は予見できない。スギ花粉の舌下免疫療法は効いているから50人以上の患者さんが通っている。みんな半信半疑のようですが効く。間違いなく効かない人より聞いた人が続いている。挙児希望の妊活女性は特に効いている。しかし漢方薬併用の不妊治療で妊娠してしまう人も多い。旦那さんが慌ててMRワクチンを接種に来られた。旦那さんも最近WIFEに連れられ漢方薬をご処方していた。まあまあ6月から始めて来年の2月まで続けたらわかる。ブログに書いておかないとスピーカーの世に同じ話ばかりしないといけない。シダトレンだけシダキュアだけそしてスギ花粉症合併のダニアレルギーの方までミテイキュアだけ、アシテアだけとおっしゃる。不思議な治療です。

この際3月でマイスリーをやめよう

3月も残すところ2週間もない。医師はは睡眠薬のマイスリーを処方しないのが一番の様です。3月でマイスリーは使わない患者さんも服用を次第にやめるのが一番思う。マイスリーは初めて処方するときにやめる時を考えて処方することが必要な薬のようです。患者さんがかかりつけ病院でマイスリーが出せなくなった、なんでかわからん、なんででしょうとおっしゃる。私に何を期待するんだる。マイスリーでせん妄の報告が増えているそうです。怖い怖い。累積投与量が多い人に認知症が増える。ちょっと一昔前は高血圧にもマイスリーといった時がある。怖い、怖い。認知症が急速に増えているのは明らかです。国の施策は睡眠導入剤や抗不安薬を明らかに処方できなくする方向で進んでいる。私が得意なアレルギー領域でも抗ヒスタミン薬で眠るのは良くないという話をしばしば聞く。抗ヒスタミン薬で眠るとすぐに効かなくなる。最近話題のアレサガで眠い人がいるそうです。貼付剤にしても眠くなる薬ダレン・レミカッットという製剤です。一昔前には効かない薬は医師が悪い、眠たくなるのは自分が悪いという話があった。日本では運転注意の製剤がアレルギーの世界でもたくさんある。花粉症の薬を処方するときこの薬副白湯大丈夫ですよねという方は少なくない。しかし効かない薬を服用しても仕方ないという気持ちもある。スペインでは4倍量まで蕁麻疹に抗ヒスタミン薬を使える。副作用重視の日本では倍量もいけない、どんな薬もたくさん服用したら眠気や陰ぺあーどぱーフォーマンスが生じる。蕁麻疹ガイドライン2019は特殊な世界です。適応外の薬がいっぱい記載されている。

奔豚気病

奔豚気の話が仙頭正四郎先生の最近の講演のなかで頻回に登場している。違う演者の講演会で聴いた呉茱萸湯と苓桂朮甘湯を合わせた処方を行って患者さんから好評です。これは金匱要略ではない方の奔豚湯の方意を表している。ヒステリーとかパニックとか五臓の中の腎から上向きに突き上げるような状態が奔豚だそうです。苓桂朮甘湯と五苓散の違いというのはよく話題になる、五苓散には猪苓が入っている、排尿には猪苓が重要である。苓桂朮甘湯には猪苓が入ってない。しかも陰を増やす甘草が苓桂朮甘湯には配合されている。すなわち猪苓湯や五苓散と比べ利尿するという意図がないのが苓桂朮甘湯と考える。漢方薬にしかない醍醐味がホントンには秘められている。桂皮の引火起源の働きで下げる、呉茱萸で下げる、大黄で気を下げるベクトルを下向きにする生薬はたくさんある。

エキス漢方ZtoAに行ってきました

とても良い天気が続き今週木曜日には桜が咲く東京です。前日夜中央線が停電のため止まっていました。飯田橋は地下鉄が動いていたら何とかなるさあ。東京飯田橋で行われたエキス漢方ZtoAに参加してきました。柴胡の話がテーマでした。柴胡は日本で多く用いられる生薬です。柴胡桂枝湯と柴胡桂枝乾姜湯は乾姜以外生薬が同じ方剤ではないかと思わせるネーミングです。しかし中焦から下焦を温める環境が入っていることをはじめ全く別の方剤です。柴胡桂枝乾姜湯には瓜呂根が入っている、瓜呂根は生津作用、瓜呂仁は潤肺。瓜呂仁は柴胡剤の柴陥湯に入っている。瓜呂根は肝鬱化熱の熱をさばくために配合されている。そして加味逍遥散と比較されることがあるように安心作用の牡蛎が入っている。牡蛎は肝と心の熱をさばく。桂皮は引火起源そして通経通絡を期待している。乾姜は脾揚を膨らませる。つまり中焦を温める。なんかよくわからない。前回聞いたときはわかった気がしたのにねえ。柴胡がたくさん入っているから柴胡桂枝乾姜湯は優しい薬でないことは確か。仙頭正四郎先生を追いかけ先週は浜松市、今週は飯田橋来週はどこに行こう。