安全性と重症化のリスクを考えると自然感染の免疫の方がワクチン予防接種による疾患予防の方がデメリットが大きい。親の世代での円、肺炎、後遺症でなくなる人のことは忘れられている。というのが一般論です。
姫路の眼科 西川クリニック院長の日々雑感及びお知らせ
安全性と重症化のリスクを考えると自然感染の免疫の方がワクチン予防接種による疾患予防の方がデメリットが大きい。親の世代での円、肺炎、後遺症でなくなる人のことは忘れられている。というのが一般論です。
今年も去年と同じインフルエンザワクチンだということをご存知ですか?昨年かかったらうたくてもよいか?と質問されるとどう答えるとよいでしょう。3価のワクチンなので一度かかっても他の2種類にかかるかもしれません。そしたら昨年かかっても今年も打たないといけないことになります。もちろん任意接種ですのでご本人と保護者の方の意思です。
今年のインフルエンザワクチンは3歳以上は0.5ccに増量になっていることを知っておられるご父兄は少ない。2011-2012のインフルエンザワクチンは昨年と同じであると知っている人も少ない。小児に対する増量は日本小児科学会、日本産科婦人科学会の要望によるものです。WHOは0.5ccを今までも推奨してきました。いきなり増量では親として納得いきません。今日も大丈夫ですか?そんなに打って。と言われました。思考を変えると去年までは何だったか?と思う親の気持ちも理解できます。さあどう説明したらよいものか悩んでしまいます。
当院は院外処方ですのであまり関係のないことですが、薬の容器代は薬剤費には入っていません。容器代を患者さんに請求した場合容器を返したら、患者さんは容器代は請求された分返してもらわなければいけません。
コンタクレンズを正しく使う指導には関心や興味を持っていますが新しいコンタクトレンズには最近関心を持てなくなりました。昨日聞かれたのはソフトコンタクトレンズの遠近両用のワンデイタイプです。あるようですがあまり普及していないそうです。多分満足度は低い。遠近両用ソフトレンズで満足感の高い人は少ない。その人は気軽に聞かれたようで答えが分かった時点で帰っておられた。多分そんなに簡単には満足されることはないでしょう。最近見たのは1か月用のカラーコンタクトレンズ、2週間のカラーコンタクトレンズついていけません。私が関心あるのはレンズケースの管理です。診察来られた方にはたいていお話しています。コンタクトレンズをつけることは失明と紙一重です。
①コンタクトレンズをはめる前に石鹸で手を洗わない。②化粧してからコンタクトレンズを入れる。③まつ毛の内側にアイラインやアイシャドウを塗る。④まつ毛の根元までますからをぬる。⑤コンタクトレンズをつけたままクレンジングを使用する。①から⑤はすべて間違いです。理由は診察時にお気軽にお答えください。問題は目のふちまで化粧するのが最大の問題点です。目のふちにはマイボーム腺が存在しています。眼科専門医ももっと啓蒙活動そるべきだ。
鉄が不足してお困りの方、非ヘム鉄はほうれん草、ヒジキ、玄米、ヘム鉄はレバーなどです。非ヘム鉄を取りすぎるとNASHやウイルス性肝炎の方で過剰摂取による過剰吸収を起こします。注射によるヘモクロマトーシスを起こすのと同じです。うこんも鉄が多い。
健康食品の食品とは何か?食品とは口に入るものという意味です。食べられるものではありません。この言葉は誤解を生む。口に入れるかどうかは自己責任です。白インゲン豆ダイエットというので3分間しか火を入れず糖の吸収を遅らせすぎて嘔吐や下痢が問題になったそうです。食品に医薬品を混ぜると違法です。食品ではなくなってしまいます。効能効果を表示することも違法です。しかし、今の時代質問されることも多いのだ。知らないでは医師として恥ずかしくなってきている。これに対し、特保は効能が表示できるのが特徴です。最初は厚性労働省でしたが消費者庁に管轄が移っています。
新しくコンタクトレンズをはじめる方は歓迎しませんと言っても結構部活動の指導者の方がすすめられ来院される。装用すれば12時間以上の長時間装用は当たり前になるのが目に見えている。親もおやで検診無用論まであるらしい。子宮頸がんワクチンですら来院時間がない生徒にコンタクトレンズ健診を受診する時間があるわけない。初めからできるだけ遅い開始時期を進めるのが日本眼科学会認定眼科専門医の務めであると考えるが父兄のみなさんは検診受けて得なことは一つもないと考えている。度数はたえず進んでいくものです。角膜にキズがいっても重症化するまでわかりません。
サプリメントの種類が多いのにびっくりしました。αGI関係のサプリメントが意外と多くびっくりしました。αGI関係の薬が多くあるのにまた安いのにサプリメントの優しいイメージに騙されるのでしょう。サプリメントと言っても結局毎食前に服用そる必要があります。薬の方が健康被害が出ても補償がしっかりしているそうです。効果もはっきりしています。健康食品は薬ではありません。白米を食べるようになって脚気が出てきた。江戸わずらいという病がみつかりビタミンB1が薬として認識された。発芽玄米32度の水につけると抑制型の神経伝達物質がうまれる。BBBは通過せず、血圧がさがるらしい。いかにもやさしいイメージです。