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四物湯

桂枝加芍薬湯と四物湯で神田橋処方です。神田橋処方には謎が多いようです。なぜ子の処方が神田橋処方に基本になったかはわからないそうです。処方になったか普通四物湯は単剤で使う処方でない。その四物湯を関西系統中医学講座の生薬処方解説編で仙頭先生が解説されました。これがたいへん私には理解しやすいからご紹介いたします。地黄は一番血を補います、一番重い膩の性質の性質を持ちます。胃もたれしやすい。地黄を四物湯から抜くと補血の意味が小さくなるそうです。血中の気薬といわれる川芎は上向きのベクトルで血と気を上げます。だから血中の気薬といいます。当帰は補血よりも活血してぐるぐる血を回すそうです。芍薬は粛降作用があり補血と補陰の働きをします。以上のような解説がとても分かりやすかった。来年も3月をのけて関西系統中医学講座に参加したい、可能ならエキス漢方ZtoAにも参加したい。

六君子湯と茯苓飲

姫路市内の南のほうから患者さんがお越しになった、この方がかかっておられる医師は私とよく似たお考えのようで附子は修治附子ではなく炮附子が0.8グラム入っていた。どうも胃が動いていないようで自ら振水音がするとのことでした。六君子湯が出ていた。この六君子湯が一番手に入りやすい会社のものではない。修治附子と同じ会社です。六君子湯には甘草が入っている、茯苓飲には甘草が入っていない。つまり六君子湯よりも津液の代謝に有用な薬と最近は六君子湯と茯苓飲を使い分けるようにしている。紅蔘末で補気補陽して炮附子で補腎する。この患者さんが一週間経過して戻ってこられた。六君子湯よりも茯苓飲が良いそうです。六君子湯よりも無名な茯苓飲が良い時とは津液代謝を改善したいときのように最近考えています。利水薬には五苓散や猪苓湯と同様に甘草が入ってない。茯苓飲のほうが下向きのイメージが五苓散よりも強い。

尿漏れ

尿漏れで苦しむ人は多い。漢方薬で何とかしてくれとよく言われるが子供のおねしょは結構効くと思います。尿漏れが40歳以上で14パーセントの人に見られる。多いですね、間欠的導尿や膀胱留置カテーテルが入っていると感染症は当たり前です。尿漏れを漢方薬でという人がいれば西洋薬でいいから尿もれを何とかという人も多い。日本人の40歳以上の女性に多いが男性も多い。尿漏れは起こります。みんな黙っているだけです。漢方薬なら上向きのベクトルの処方になります。先日参加した展示会で面白いものを見つけました、男性の性器におむつのようなものが展示されていました。漢方薬では補腎そして利水さらには活血化瘀、理気など行います。今出ている西洋薬は副作用が少なくなっています。つまり抗コリン作用が減っています。これから寒くなるとOAB過活動膀胱は悪化します。漢方薬がよい人聞けばよい人いろいろおられます。

ゾフルーザ

今年は自宅でゾフルーザのお話を何度も拝聴しました。11月はなんとゾフルーザの講演会が3回もSIONOGI TV出行われる。一方、私のクリニックには昨年納品されたノイラミニダーゼ阻害薬の点滴のラピアクタがまだ残っている。うちの子供たちに使おうと思ったがうちの子供たち何年もインフルエンザに罹患していないでので期限切れたら好感していただき在庫をしている。複数回のワクチン接種のおかげです。そこにノイラミニダーゼではない今年の春からインフルエンザの薬が登場している。しかし、日本人の文化としては最初は慎重なことが多い。単回投与の薬は嘔吐したりするとそれで終わってしまう。失敗は今までのイナビルと同じです。イナビル発売時は口が真っ白になったという笑えない話を聞いた。吸入出来と意味がない。年明けには姫路もインフルエンザ感染症の万円が予測される。今年は久々のAソ連型予防接種にはずっと入っている、毎年予防接種している人がかからないことを大いに期待しています。受験生にも家族にもあたっているからそしてインフルエンザワクチンに余裕ができたから複数回接種している。

ドーピング

薬剤師のためのドーピング防止ハンドブック2015が薬剤師会のHPからダウンロードできます。さらには日体協のHPでも見れるそうです。痛みに悩むアスリートにはNSAIDsやヒアルロン酸の関節内注入は大丈夫、さらにアセトアミノフェントラマドールコンドロイチン硫酸は大丈夫です。サプリメントと一口で言ってもいろいろあります。ヒアルロン酸・コンドロイチン硫酸・グルコサミンなら大丈夫だだし何が入っているか怪しいからやめた方が良い。日本ドーピング機構が認めたJADAマークがってあるものは大丈夫とされる。さて先日新聞報道で鉄剤を注射するスポーツ医学の万円が門田になっていました。鉄の静脈内投与はヘモクロマトーシスを起こすのでつまり肝硬変を起こすので危険であることは周知のとおりです。女性アスリーツは過酷である、実際に鉄欠乏状態の方も多い。そんな人に鉄を内服で投与するのは良いが酸素運搬能を上げるため静脈注射を行うのは怖いことである。LEPやらなんやらで生理周期をコントロールしたり大変なことです

近視世界一は中国

都市部では近視が中国でも増えている。低年齢化している。目を机に近づけないグッズ600円がはやりだそうです。センサー付きライトで近づかないように言う。12億円の国家プロジェクトで近視を研究しているそうです。目の長さが延びるのは近視、日光を浴びるとバイオレットライトが近視抑制に役立つことが、慶応グループによってEGR1が報告された。紫外線は悪いというイメージがある。紫色バイオレットライトは近視を防ぐ可能性があります。窓ガラスには紫外線カットが入っている。来年も3月に東京で眼科サミットがある。その中にブルーライト研究会がある。その一週後に新眼科診療アップデートセミナーがある、参加は無理だ。まだまだ分からないことばかりです。

アトピー協会

第5回総合アレルギー講習会は5回目で初めて大阪で開催されました,来年は又横浜です。12月15日は休診にして朝早く起きて8時30分に到着しましたがもうすでに多くの参加医師がランチョンセミナーの整理券求めて並んでおられました。営利企業に混ざって展示ブースにアトピー協会の方のお姿がありました。ご挨拶に行くといろいろ珍しいものを見せていただきました。プロペトを1FINGER TIP UNITを人差し指に出す道具。あったらほしいドラえもん御世界です。べとべとにプロペト濡れという方もおられます。保険という制限診療で査定されることはできない、また国民皆保険を守る必要がある。柔らかいぶあつめのタオル。住宅メーカーのアレルギー仕様のタイル。ご丁寧にいろいろご説明いただきました、ありがとうございました。ブース内にはアレルギー使用の布団60万円もする布団を半ばしている業者もありました。いくらよくても患者さんには断られるのがおちですね、なんか売れたみたいですが。

ぜったいに車の運転いたしません

私は自家用車の運転いたしません。兵庫県下で2人の医師が問題を起こした。私は一生涯ペーパードライバー、金融機関の身分証明でしか役に立たない免許証です。何か事故で医師免許とり上げになったら大変です。万年ゴールド免許です。明石に日曜日に免許更新に行ってましたが今は姫路警察です。優良者講習が終わって部屋を出るときには新しい免許書をいただけます。東姫路駅は昼間の電車が少なく不便です。以前不評だった安全協会の入会も強くは進められません。マイナンバーカードを持てば身分証明書としての私の免許書はやくが立たなくなります。姫路では免許証を65歳で返すとタクシーが安く乗れます。もう少しで運転免許証返納です。車に乗らないとタクシー代が高い、医師会行くには雨ならタクシー気候が良ければ自転車。自転車で行ったら吉野家で牛丼つゆ並みの抜きを食べて帰ってきます。文化センターはタクシーです、高校時代文化祭は自転車で行ったが今は体力無くなった。産業道路をまっすぐそしてイオンタウンを過ぎたら右折来年は試してみよう。

処方箋医薬品

AGA治療薬であるMSDのプロペシアの後発品ファイザーのフェナステリドを希望されました。プロペシアを持って帰っている人に今のところ何も言われたことがない。アレグラのようにSWITCH OTCとしてdrug storeで買える場合がある。ED治療薬のシアリスは保険は通らず処方箋医薬品です。自費の処方箋というのも存在します。また保険で処方箋を発行した場合4日という期限がある。期限切れは無効ですと調剤薬局がいうとたいてい取りにお越しにならない。年末プロペシアの後発品フェナステリドファイザーを希望する人がおられ自費の処方箋を切った。調剤薬局でも高いといわれ私のところにも電話があった、もっと安くなるのかと思いました。確かにお話を聞くと安くなってませんでした。自費診療は調剤薬局が薬価を決めます、私ところは再診料と処方箋しかいただいておりませんの次回も同じ料金いただきます。私の説明に納得されたかされなかったか。私も勉強になりました。調剤薬局で聞くと9200円が7050円ぐらいになるようです。確かにあまり安くなりません。MSDとファイザーはともにアメリカの会社です。

目薬を差したら調子が悪い

目薬を差したら調子が良くなると患者さんは思っている。まずはPHや浸透圧によりしみるという苦情は必ずある。わしにはあわないとおっしゃる。緑内障の薬では充血したりまつげが伸びたり眼瞼炎が起きたり差さなければ何ともないのに悪いことが起こる。レバミピド点眼液でパンダになったそしてかぶれたさらに怖いことには鼻涙管が詰まった。ヒアルロンサンの点眼液でモチャモチャした、まぶたがバリバリする。目薬には防腐剤添加物がいっぱい入っている眼瞼炎や充血いろいろ悪さする。先日KOWAのWEBで周術期には日本点眼薬のPFがいかによいかを語る医師がいた。KOWAがスポンサーで塩化ベンザルコニウムを抜いた日点製品を凄くほめていた。アレルギーの講演会でシダトレンをほめている内容も多い。ムコスタ店液は結局澄明化しませんでした。パンダはパンダのままです。東京の発馬記念○周年記念講演会に参加してないから私のような下郎にはわかりませんが大塚製薬の技術を持ってしても無理だった。