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セレスタミンをやめたい

セレスタミン?を修学旅行に持って行きたいといわれた。本当の救急薬はエピペンです、じん麻疹の勉強をしていて海外ではステロイド内服をじんましんに使うことは少ない。3rdLINEでもステロイド内服を海外ではあまり使わないようです。ステロイドはすぐきかない。先日患者さん持ってきたお薬手帳を見ているtびっくり知らない薬が毎日出ている。jyねりっく医薬品かなあと思いさっそく調べました、セレスタミンのジェネリック医薬品を毎日服用されていました。セレスタミンはポララミンとステロイドの配合剤で当直先の病院で急にやめたもんだから副腎機能不全で亡くなった人を見たことがある。ゲインがわからず大学病院に姫路の基幹病院から紹介されていました。本当に怖いセレスタミン怖さを知らないから保護者出せという、出したくないとお断りすると次から来ない。新しいアレルギー薬ビラノアこれ一日2錠飲んだらどうなりますか?そんな質問にはお答えできない。添付文書上記載がないから保険が通らない、実験してない話をしてはいけないのが今の医療です。セレスタミンをやめたいという方が時々お越しになる、漢方薬でMOONFACEを取ったりしながらゆっくり減量する。内服のステロイドで副作用がいっぱい出ている、薬愛試算も説明が難しい。デパスとともにセレスタミンは悪魔の薬です。ゆっくり減量を使用、いきなりやめるとショックになる。

講演会のはしご

先週生田神社会館でスポーツ医学の研修が行われたのを失念していました。先週に続いて素晴らしい手禁忌今日は医師会でスポーツ医学の研修でした、Jリーグのサッカーのスポーツ外傷についてのお話でした。私にはよくわからない世界ですが捻挫に対するテーピングは予防にしかならないそうです。少し重症ならギプス、3度なら手術になるそうです。あっという間の1時間でした。そして駅南に場所を移して慢性腎臓病のお話でした、姫路出身歌手のデイナーショーも行われたようです。尿酸と腎臓病は関係している。7割は腎臓から排泄、3割は腸管、そしてわずかに感染から排泄されているそうです。1998年から糖尿病性腎症が透析の原因のトップになっているそうです。アロプリノールは腎排せつのため剥離性皮膚炎をおこすので使いにくかった、STEVENSJOHNSON症候群、TENなどです。2011年以降いまの尿酸の薬は腸管からも尿酸を排泄するからかなり安全になっているそうです。尿酸が高いと血管の内皮細胞を傷害するから下げたほうが良い。プリン体は3分の一は食事から、3分の2は内因性だそうです。ビールはエタノール代謝にATPをたくさん必要とするからよくないそうです。

アレルギーのコンポネント診断

血液検査で食物アレルギーを診断するのはかなり難しい。特に今までのように除去食が優先された場合は難しい。ただし経口免疫療法も偶然に偶然が重なり死亡事故が起きたので慎重になる。車の後部座席に乗車していた、エピペンを保護者が持参していなかった。偶然が重なったようです。確かにいつもエピペンを使うという気持ちを持つことは難しい。アレルゲンコンポネントとは粗抗原を構成するタンパク質のうちアレルゲンを構成するタンパク分子のことだそうです。アレルギーのコンポネント診断をご存知ですか。口腔アレルギー症候群がすごく増えている今コンポネント診断が普及すると素晴らしい。しかしまだコンポネント診断できる項目が少ない、保険適応が増えることを祈ります。ピーナッツのArah2,大豆のGlym4,鶏卵のオボムコイド、牛乳のカゼイン、小麦のオメガ5グリアジンがある。早くにアトピー性皮膚炎と診断され重傷でステロイド外用を使用される児にはピーナッツ、鶏卵アレルギーが多いとされている。先週来られた大人の小麦アレルギーの方ω5グリアジンやいろいろ陽性でした。血液中の大豆の特異的IgE抗体がクラス6でも陽性かクリル60パーセント。

LOCAL ALLERGIC RHINITIS

舌下免疫療法を促進するため面倒な採血をしてくれと言われたら頑張って行うようにしている。子供は一度血液検査したらなかなか2回目はない。以前しましたからと言われたほとんどの医師はめんどくさいのでわかりましたと答えると思う。今年になり血液検査で血液中の感作の状態を検索してみるとスギやヒノキがアレルギー性鼻炎の症状が続くのに陰性と出ることが大変多い。これはまだ監査されていないのか、それとも自律神経の問題なのか。LOCAL ALLERGIC RHINITISはアレルギー性鼻炎と同じ症状ですが全身的なアレルギー反応を示しません。先日耳鼻科が抄読会でLOCAL ALLERGIC RHINITISROCAL ALLERGIC RHINITISは独立した疾患かアレルギー性鼻炎の初期症状か?今のところ分かりません。血管運動性鼻炎も含まれるかもしれないそうです。花粉症によるアレルギー性鼻炎そっくりの血管運動性鼻炎は秋に多く7度の温度差で発症することが多いといわれている。そういえば今年は朝夕と昼の温度差が大きい。

脈診

なぜ眼科しか書いてないのに何で風邪を主訴の方お越しになるんですか?という人もいれば個々の薬が合うという方もいる。漢方薬を処方するには急性の病気で六経弁証を用いる時は脈診をしています.腑中陳風邪の方には脈診をしています。浮いているはずの脈が沈んだチン脈の方がおられます。麻黄湯を使いたいが麻黄附子細辛湯を使う直中の少陰という疲れ果てた病態に至っておられる方が時どきおられます。漢方診療では四診つまり望聞問切診があります。切診の中に脈診というのがあります。脈診は指三本で見ます。難しいので誰でも同じレベルにはいきません。中国人中医師は長時間脈を診ます。有名な女医先生がおっしゃってました。患者さんに脈診をすると診察室を出た患者さんが先生は俺に気があると大きな声で待合室で話していたそうです。私は脈診をしいて漢方薬の処方に使おうとしただけなのにとおっしゃって笑っておられました。妊婦の脈は滑脈です。ビールを飲んで風呂に入った脈です。二人分のいのちが流れる脈です。今日で3月も終わりです。明日から4月です。

姫路の奥

姫路市は平成の大合併で大きくなっている。平成の大合併でくっついたところは香寺安富夢前町の過疎の地域です。香寺安富夢前町は自然が大変豊かな地域言い換えればスギやヒノキの植林が多い地域です。高齢が進み医療を必要としている人が多い。そして若い人はほとんどおらず学校は廃校の危機にあるようです。北海道では過疎で日本人が去ったところを外国人が購入しているそうです。そして地価上昇を起こしています。その過疎地へ訪問診療の機会を得ました。個人が特定はいけないので詳述できないのが残念です。姫路市と言っても家島もあれば雪彦山もある。どうも姫路市では南へ行くほどスギやヒノキの花粉飛散が少ないことはほぼ間違いないといえる。広くなっています。北のほうはかなり過疎が進み廃校にもなっています。姫路ですというとお城が見えているところに居住しているイメージがあるそうだが姫路市民はそんなイメージかもしれない。なかなか杉の舌下免疫療法を始める人が増えない。3から5年できれば5年、舌下免疫療法と皮下免疫療法は効果が同等とされている。妊娠、出産授乳中に抗てんかん薬から始まったアレルギー薬を服用勧める気にはなかなかならない。

鼻づまりには漢方薬

今週になり鼻づまりの漢方薬を多く処方する。錠剤とエキス細粒やエキス顆粒は同じものではありませんが服用していただかないと始まりません。カプセル錠剤と言っても一日15錠とか西洋薬は大きく異なります。鼻づまりは漢方の考えでは熱がこもっていると考えています。夜間の鼻づまりはつらい、眠れない。ONEAIRWAY  ONEDISEASEと言って気管支ぜんそくなど呼吸器の病気と副鼻腔炎蓄膿は密接な関係です。鼻の中の気の流れをスムーズに帰る。こもった熱を抑える。保険適応の漢方薬はこれ以上増えることはない、それなら2種類の漢方薬を組み合わせるしかない。雨がほとんど降らない今年の3月でした。雨が降らないから目が赤いかゆい、アレルギー性結膜炎が今年は重症です。姫路市における疫学調査ではアレルギー性結膜炎は確実に増えている。いまや国民の3人に一人が花粉症。雨が降らないと桜はキレイが空はかすみます。PM2.5が中国から襲ってくる。

アレルギーの講演会

医薬品メーカーが関与しないアレルギーの講演会でした。医師会館に東京から講師をお呼びしてアレルギーの講演会です。最新のお話ばかりです、きれい社会になり過ぎてアレルギーが増えた。エンドトキシン単独製剤ができるとよいみたいです。牛や馬はエンドトキシンでアレルギーを減らすハムスターは尿でアレルギーを起こす。RSウイルスに一回かかっても気管支喘息にはならない。さらにはRSウイルスにもいろいろあって気管支喘息にならないタイプがあるそうです。2001年のJAMAに掲載された記事ではアトランタオリンピックの期間中気管支ぜんそくが44パーセントも減ったこれは空気中のオゾン濃度の低下だそうです。かなり当たり前になってきているのが経皮感作のお話です。気管支ぜんそくの予防には乳児湿疹をきれいにする。妊娠中の食養生ではまずおかあさんは食物の接種制限はしない。母体の体重が増えないとこの世は低栄養でよいと子供が思ってしまう。子供が生めれたらすぐ保湿をする、アトピー性皮膚炎が3分の一になる。母体に良いのは地中海領に近い食事だそうです。さらには保湿は気管支ぜんそくの予防になる。講演が終わってから演者の先生と立町のパブなるところへご一緒しました。そこでまたウーロン茶いっぱいでアレルギー談義が花開いた。アルコール飲んだらせっかくの話を忘れるから。

蕁麻疹のはなし

オマリズマブはじんましんに用いるヨーロッパのじんましんのガイドラインでは抗IgE抗体ではなくオマリズマブと記載してあるそうです。オマリズマブがなぜじんましんに有効であるかは多くの謎を含みます。オマリズマブは抗IgE抗体製剤です。じんましんはIgE抗体は関係がないはずの病気です。抗IgE抗体とIgEが架橋するするところをブロックする。加古川でゾレアの会社のWEBでも聞いた神戸大学の先生の蕁麻疹の話があると聞き講演を聴きに久しぶりに加古川へ行きました。ゾレアの会社ではない会社の講演会でした。蕁麻疹の診療が今後どうなるか海外との治療の違いについて拝聴しました、最後は質問で話は蕁麻疹にぞれがいかに素晴らしいかという言うお話でした。おそらく私以外は皮膚科の医師が多かったのではないでしょうか。私は呼ばれなくてもどこでも参ります。ゾレアはN社ですが昨日目の講演を聞いたおN社のグループA社でした。講演途中で図表を想像で作ってはいけないといわれたのでと2回ほど演者がおっしゃいました。いまの時代スライドチェックが厳しく入っているんだなと思いました。まだまだわからないことばかりの蕁麻疹診療です

AGEsと漢方の瘀血

タンパク質と余った糖質が結合するとAGEsは血管の老化を促進します、それが漢方の瘀血とは塊、血液ドロドロなどを指す概念です。子宮筋腫や糖尿病などを指します。AGEsは西洋医学の概念です。眼科では高額な抗VEGF抗体の多用が問題になっている、眼科には眼科の医療費が存在し安価な処置料で高額なお薬を使うと患者さんの視力が一時的の上がりますが製薬メーカーのみに利益がいってしまうということです。少しあったかくなってきたので最近漢方薬の処方に高砂のサフランを混ぜています。サフランをお茶にして服用いただいてます。心が落ち着く作用と血瘀の改善を目的とします。サフランのめしべは貴重品ですの漢方薬が飲める人つまり再診の方に使っています。桃仁・牡丹皮や桃仁・こうかで活血化瘀してもよいが多忙極まりない今日この頃サフランもよいが減量そして人件費さらには運送費すべてが値上がりしています。ところで一部のコンタクトレンズメーカーが5月さらには7月値上げをするそうです。AMAZONが送料を上げたのに便乗しているよう時期です。一年半後には2パーセントの消費税増税です。