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高齢者糖尿病

高齢者の糖尿病は減ることがない。高齢者糖尿病は認知機能の低下、や無自覚性の糖尿病が増えるため非常に困難な例がある。高齢者の糖尿病は低血糖や食後高血糖を起こす、筋肉が低下するためGLYCOGENとして蓄積できない、追加のインスリン分泌の低下、インスリン抵抗性の増加、高齢者の低血糖は一回でも認知症につながる。低血糖は悪い、しかし患者さんはHbA1C FIRSTで自分の状態を考える。血糖の変動の改善は認知機能を改善するそうです。
ずっと糖尿病患者さんの目を見ている私にはいかに低血糖が悪いかがわかる。高インスリン血症がいろいろ悪いことをするのは最近はCGMで測れるようになりわかってきたようです。薬を使ってHbA1cが6パーセントで眼底が悪くなる人は非常に多い、内科でほめられ喜んでも眼底が悪くなっては仕方ない。糖尿病学会の近畿地方会の抄録を見ていると午後は円台が非常に少ない、朝から行かないと意味がない。明日はインフルエンザワクチン接種の天王山だから休めない。SU剤を高齢者に使わない専門医が増えているそうです。生命予後をとってもACCORDSTUDYが示すように厳格なHbA1C6パーセントを目指す治療過去のものである。

糖尿病の講演会

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60歳以上の日本人の3人に一人は糖尿病化予備軍です。通院中の糖尿病の7割が65歳以上と聞きます。糖尿病や高インスリン血症はNASH,がん、認知症、骨粗しょう症など万病のもとです。糖尿病の死因の一位はなんと癌、2位は感染症そして3位血管障害だそうです。10月の下旬から糖尿病の講演会がとても多い、抄読会の用意もしないといけません。11月は毎年糖尿病の講演会が多いです。姫路城がもうすぐブルーになる、タクシーの運転手さんが今日は姫路城は暗いなあといったことがある。11月13日と14日は姫路城がブルーにライトアップされます。ちょうど産業医業務で姫路城の前を夜通ります。雨降りの姫路城をブルーにライトアップすると姫路城が暗くなる。ピンクの姫路城は少し違和感を覚える。姫路市は全国よりも若い都市です。しかし4人に一人は高齢者です。糖尿病の介護の原因も男性の一位は脳血管障害、女性の一位は認知症だそうです。野菜を一生懸命意識して食べる、インスリンの初期分泌を遅らせることを意識する年となりました。糖尿病についての知識が増えました。

スマホ・コンタクトレンズ・マツゲ

若い女性の行動あるいは生活を大きく変えたものがスマホ・コンタクトレンズ・マツゲです。これだけ今まで不要であったものにお金を使うと何か削る必要がある。固定電話が私の生まれた家にはあった、当時みんなご近所の檀家さんが電話を借りにお越しでした。私の父が官公立の病院の主任医長であったため患者さんの様態に変化があると連絡が必要というので私の家にだけ電話があった。そんな裕福な環境で私は大きくなりました。いまでいう兼業が認められていました、寺の住職で教員の方が多く利一大電話がある。いた。それがいまはひとリ一台のスマホがある、さらには格安スマホというものがある。コンタクトレンズなど私の高校時代いなかったと思う、ところが私が卒業した高校の女子は50パーセントコンタクトユーザーらしい。おまけに姫路市のとある公立高校の女子生徒のカラコン愛用率20パーセント、生徒指導の先生頑張って。まつ毛エクステの接着剤での生涯の女性は少なくない。塩野義のグラッシュビスタは高くて購入者がいない。お金がいることばかりです。グラッシュビスタはもっと値段を下げてたくさん販売したほうが塩野義製薬とアラガンにとってもよいと思う。

抄読会用の海外文献

抄読会とは一般の方にはご縁がないものです。大学病院や大きな病院で最先端の情報を書いてあるつまり日本語の教科書には書いて世界の共通言語である英語になっているものをいないものをだれか一人が読んできて日本語で解説することです。今日は19時から姫路駅前の集合会場で東京大学の教授のWEB講演会19時40分で終わり20時から医師会館で抄読会でした。若い小児科の医師の当番でしたがなかなかついていけないお話でした。アト止めることができ科ピー性皮膚炎のBABYにスキンケアや保湿といったことをするとアレルギーマーチをととめることができるか。できるというのが小児科の今のスタンダードだそうです。次回は12月13日私の番だそうです。OMALIZUMABのことをお話しようと海外文献は医師会で提出してきました。11月に誕生日を迎え、もう50歳代後半勉強しても10年前のように頭にはいらない。ところで恐ろしいお話を聞きました。夢前町の荒神山の産廃とは別にもっと南につまり書写山のあたりに産廃の話が出ているようです、東北の放射能を夢前に持ってこられては困る。みんなで反対しよう。エイエイオー。

BEYOND THE COTROL

BEYOND THE CONTROLとは血糖管理を超えたもっと素晴らしい治療を目指す。糖尿病の方が死ぬ原因は1番悪性腫瘍、2位感染症3位は血管障害の時代です。高インスリン血症はいろいろ悪さをする。糖尿病のお薬を服用している人のほうが長寿になる時代を目指す糖尿病専門医がいる。何度か講演を拝聴しましたが劇場型です。今週土曜日は日本糖尿病学会の近畿地方会です、一応日本糖尿病学会の会員ですので行くか行かない悩んでいます。最近すっかり糖尿病患者さんと疎遠になりました。眼科においては網膜光凝固を行うことがなくなり抗VEGF抗体に変わりました。以前からの患者さんがご高齢になり介護施設に入居されあるいは生活保護を受け生活保護の指定医療機関ではないわたくしのところから転移されたためです。先日も姫路でライブで拝聴したBEYOND THE BGCONTROLを今WEBで切っていました。演者の医師がエンターテイメントのようにお話されすばらしい。ただ先日はビグアナイドとDPP4阻害薬は配合剤で使うべきではないとおっしゃっていましたが今日は服薬アドヒアランスから配合薬をお勧めになってました。スポンサーで変わるのは致し方ない、それが嫌なら糖尿病学会近畿地方会へ行こう。

インフルエンザワクチンの季節

インフルエンザの予防接種についてお問い合わせをいただいているそうですね。ありがとうございます。そしてたくさんのご来院ありがとうございます。11月になり早く接種したいという大衆心理が働きますが受験の方が当クリニックでは1月まで置いといてねと言って帰られる。ないかもしれない。新種のインフルエンザ接種方法のようです。年内は接種せず年明けに一回だけインフルエンザワクチンを接種するという保護者のお考えすごい。昨日、日本東洋医学会の関西支部例会に向かう電車で市内の内科医の先生とご一緒しました。ワクチンがないから予約をとれないとおっしゃっていました。私のところはもともと予約する習慣がインフルエンザワクチンにはありません。なければ接種できません。今年はかかりつけの患者さのみ接種というところも少なくないそうですね。チメロサールフリーワクチンを求めて妊婦さんが西明石からお越しになりました。かかりつけの方のみ接種というところ多いようです。そこでMRさんも結構接種にお越しいただいています。私が卒業した中学校でB型インフルエンザで今日、学級閉鎖になったと中学生が接種に来た。A型が出ているとも聞く。インフルエンザに麻黄湯はとても効く、インフルエンザウイルスにかかった記憶が私も妻もないので麻黄湯がタミフルと同等の効果があるかどうかはわかりません。しかし論文ではタミフルと麻黄湯は同等です。

一貫堂医学について学びました

今日は日本東洋医学会の関西支部例会の参加しました。お目当てはツムラがスポンサーのランチョンセミナーです。ツムラさんのMRさんがたくさん手伝っておられました。講師は木村豪雄先生。テキストは以前別のところでいただいたものです。一貫堂医学は黄耆やニンジンを使わない医学です。瀉法が中心です。虚弱な方にも冷やす方剤、大便を出す方剤を使う漢方の一つの流派が一貫堂医学です。中島髄象先生は汗下でしゃすることで虚弱な人に反発力そして正規の活性で身体が温まる、乾姜や附子で冷えを温めるのではなくスパルタ教育を実施したそうです。完全な一貫堂医学はせんじ薬でないとできない、生薬を抜くことがエキスではできない。エキスで一貫堂の漢方薬を用いるにはコタロー竜胆寫肝湯を採用しないといけないとかねてから思っているが採用するに至ってません。荊芥連翹湯も同じく採用してません、黄芩を使うと間質性肺炎のリスクを上げるのが怖いからです。今日は快晴の中グランドフロントで有意義な一日が過ごせました。三連休は終わりです。寝ます。

アレルギー研究会

昨日連休の中日にもかからず三ノ宮で行われたアレルギーの後援会満席の上2時間のはずが150分のロングランでとても盛り上がりました。難しい演題が多いにもかかわらず多くの質問がいっぱいでした。スポンサーの協和発酵キリンさんにはドボペット軟膏やルミセフという尋常性感染のお薬があるが一切演題には関係なかった。終わった後の世話人の先生のお話もよかった。兵庫県でアレルギー領域で一番素晴らしい講演会ですとおっしゃいました。ヌーカラやゾレアの話が多かった。協和発酵キリンとは全く関係がないお話です。150/µ以上の好酸球をターゲットにするなら抗IL5抗体、メポリズマブ、IgEをターゲットにするならオマリズマブ、なんとオマリズマブはこどもの風邪の原因になるライノウイルスに対して有効だそうです。目から鱗です。気管支ぜんそくでIgE抗体が10年前に増えると喘息に悪影響があるそうです。抗IgE抗体よりもCRA-1(抗FcεRI抗体)が登場すれば医学はもっと進む。あるいはじんましんにも、もっと効くかもしれない。新しい気管支ぜんそく治療の選択肢として気管サーモプラステイと抗体製剤どっちをするか。先日姫路でもサーモプラステイの講演を聞きましたが比較的軽い人に海外ではサーモプラステイが行われているそうです。

ヒルドイド10本

身体障害者の保険証を有する男性が手が乾くので10本ヒルドイドがほしい。手を見てもきれい、孫の保険証は3割負担のお金持ち、私の600円の保険証で出せとおっしゃる。ヒルドイド10本は極端でも出せるだけという方も多い。先日の眼科医会総会の保険の話でもたくさんの点眼液の処方は査定しますとのことでしたがヒルドイドは大阪では大学病院でも量が多いと査定になります。なるそうです。お薬を多く処方して損をするのは医療機関です、調剤薬局の調剤料やお薬費の原点も処方した医療機関が査定されますヒルドイドが今保険診療で使いにくくなるかどうかの瀬戸際です。シップ薬はすでにレセプトで一日の枚数と日数を記載するようになっている。日本の国民皆保険を守るには市販薬類似品は保険外しもやむを得ないとも思うがその前に聖域生活保護の医療費に切り込む政党はないのでしょうか。調剤薬局の後発医薬品比率の分母分子には生活保護の方は入っていないそうです。マスコミや野党もここをつけばよいと思いますがいかがでしょうか。全く無料の生活保護の医療費まずは後発品義務付けとか必要です。デンマークでは医療費は無料ですが風邪薬はご自分で購入だそうです。何度も問題になる市販薬類似品を保険外しするかどうか。

誕生日

先日、私の誕生日を迎えました、また一つ年をとりました。そして3連休が終わりました。今日は日本東洋医学会の関西支部例会姫路では産業医講習会が行われました。今度の土曜日は糖尿病学会の近畿地方会。最近たくさん患者さんが来られると疲れて勉強ができない。むかしなら日曜日でも患者さんが自宅まで来られたら診察に行ってました。今は平日はインターネットの講演会に参加するのが18時以降の時間です。今日は2軒訪問診療を入れてしまいました。訪問診療は慣れないことをするためか疲れます。私は看護師同伴ではありませんのですべてを自分で行う必要があります。訪問診療でもそろそろインフルエンザのワクチン接種を行う時期です。ところがその中のお一人が血糖値700mg/dlHbA1cが2週間で1.5も上昇しました。NASHからLCそしてHCCでTAEももうできない方です。休みに限って病気は悪くなる。そして10月は姫路でも気管支喘息調査月でした。この患者さん気管支喘息の発作もあり吸入薬の使ってました。インフルエンザワクチンが不足しているようですね。アレルギーの検査をするとほぼ全員ハウスダストが陽性になります。漢方薬を初めて20年以上です、途中からは中医学そして系統中医学の勉強をしています、午後を休診にして勉強している医師が結構漢方薬の世界に入る。しかし今や調剤薬局は患者さんが来なくても平日は終日開けないといけないようになっている、つまり私も平日は終日働かなくてはいけない。本当に年老いた。昔のように東京へ行って勉強する気力がない。がんばって勉強しよう、50歳代後半へのスタートです。