漢方JP.YOUTUBEで新見正則先生のお話を聞いていると不妊治療には当帰芍薬散または温経湯でしばらく粘るとおっしゃっていました。当帰芍薬散は6味のシンプルな処方です。温経湯の君薬は呉茱萸、当帰四逆加呉茱萸生姜湯の君薬も呉茱萸、漢方界のポルシェと仙頭正四郎先生が呼ぶコタロー311九味檳榔湯にも呉茱萸が入っている。開業してもうすぐ11年漢方診療とアレルギー診療をミックスしたいと思って頑張っています。いつかは閉院することになる。子供たちが医師になれてもね、医学部6年お礼奉公10から12年うち研修医2年専攻医3年は長いなあ。温経湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯は似ている。どちらも体の内側に冷えが存在する。四物湯が三生薬生薬当帰芍薬センキュウ。不妊症の原因は夫婦どちらかわからない。昔はまさに帰ると言いました。これが冬季という生薬の語源のようです。むしろ男性に原因があることが多い。当帰四逆加呉茱萸生姜湯は桂枝湯の加減法です開業以前糖尿病の足の冷えに当帰四逆加呉茱萸生姜湯を多く出した時がありました、まずいなあ、みんな飲めなかった。おひとりだけおいしいとのんでくださった。生姜の味がおいしい、私はこれは生姜湯(ショウガトと呼びたいとおっしゃった。温経湯には麦門冬が入っているこれは陰が不足している。衝任脈の虚寒による血虚および血が主な病態です。四物湯加人参がベースです。つまりしもやけには当帰四逆加呉茱萸生姜湯よりも温経湯の方が補う力が強いので良いと気づきました。