PFASとOASの話

和歌山市で開催中の第五回日本アレルギー学会地方会近畿支部学術講演会の午後の一席はPFASやOASの話題です。最近はPFASがOASよりもしばしば使われると神戸市立医療センター中央市民病院の岡藤先生がおっしゃっていました。岡藤先生は姫路市出身と抄録に記載がある。そろそろ白樺ハンノキの花粉飛散が見られる。兵庫県は六甲山系のオオバヤシャブシそして姫路では黒坂文武先生が唱えるブナ科つまりどんぐりの木つまり樫の木椎木の花粉が問題となります。私のクリニックももうすぐ隣のスーパーから樫の木椎木の白い粉が飛んできて駐車場が染まります。Betv1やPROFILINが交叉アレルゲンとなる。複数の樹木や草に感、シラカバ陽性が長くなると増悪する。未調理の野菜果物が上咽頭の花粉じんましんとされているそうです。私もGLYM4を最近はルーチンに採血項目に入れている。韓国では高麗ニンジンでもアナフィラキシーが起こっているそうです。加熱をしたら果物野菜でアトピー性皮膚炎合併PFASの湿疹は悪くなる。PPIでアレルゲンの消火や破壊が損なわれることもあるようだ。生絞りリンゴやリンゴ狩りは要注意、花粉飛散時期には特に注意がいる。舌下免疫療法のPFASへの効果は否定的と肯定的療法の報告がある。今できるのはダニとスギが陽性なら舌下免疫療法を確実に行うことになる。