近視

日本経済新聞夕刊載っていました。今は学校での視力検査は1.0.0.7.0.3ノ3つを測定いします。姫路市では年一回春にだけ視力検査は行われています。法律に書いてありますよと校長先生に言われたことがある。神戸や西宮市では秋の視力検査がある。年2回の視力検査は法律を超えているそうです。しかし自治体によっては春秋2回測定している。近視は目が長いんですよというとびっくりされる。遠視は目が短い状態です。保護者の方は視力がいくらとか近くが見えるのが遠くが見えないのが近視とおっしゃいます。そのギャップを説明するのが眼科専門医、一般の方は金は目が短いと正しく理解されたら我々眼科専門医の仕事は減ってしまう。子供医療費の助成もよいが秋学校で視力を図るのも大切だと思う。

低濃度のアトロピン点眼液を使って海外では禁止の進行抑制に効果が認められたが日本では優位さがなかったようです。散瞳して毛様体筋を緩めることは日本では一般的に行われている。実際アトロピンを点眼している方が舌下免疫療法をするためにお越しなので個人的感想を聞いた、賛同しているがまぶしさは感じないようです。

白内障手術を受けて喜ぶ方は視力が変わり今まで見えなかったものが見える方です。白内障手術はLASIKと異なり眼内レンズを入れる手術ですがそのIOLに度数があるから手術をするとゴルフボールが見えると感動する人もいる。LASIKも白内障手術も眼軸長を変えるわけではないが近視の方を正視にするのも可能です。