漢方薬やサプリメントなら安心安全というのは真っ赤なウソです。サプリメントによる肝障害は広く知られる。漢方薬は主に草根木皮から生薬を生成しブレンドして方剤となる。そばのアナフィラキシーでも死亡する。ハチ毒でも死亡する。漢方薬の黄芩は間質性肺炎や肝機能障害を起こすことはあまりにも有名であるが採血をして血液を調べてほしいという人は少ない。ほぼゼロです。沈黙の臓器では異常を生じても自覚症状がない。「効く漢方」を処方したいが患者さんが希望されるのは「副作用がない漢方薬」です。抗がん剤を用いた化学療法ではなく優しい治療、ホルモン補充療法ではなくプラセンタや漢方薬による更年期障害の治療である。加味逍遙散には山梔子(くちなし)が入っています。山梔子を一定以上服用すると腸間膜静脈硬化症に侵されることが報告されています。さらに強力な女神散には黄芩が含有しています。黄芩は間質性肺炎と肝機能障害に注意です。高熱と咳特に痰が絡まない乾性咳嗽が症状です。私も化学療法でASTALTが少し上がってきている。お薬には副作用がつきものです。