4月から薬価改定

姫路市郊外

くずの根が葛根

4月から薬価が上がった薬下がった薬があります。お薬代が高くなった安くなった。感想はいろいろあります。漢方薬の一部が珍しく上がりました。厚労省は古い薬は利益を回収したから安く新しい抗がん剤は開発費がかかったから恐ろしいほどの高薬価がついていますプラセンタはこのとこ薬科改定で上りも下がりもしません。保険診療で漢方薬を処方している。ドラッグストアでは自分が欲しい漢方薬を購入、保険診療では医師が診察をして医師がこれと思う方剤を処方する。もちろん無心両党薬は禁止されています。その代わり3割を上限とするから安い。この薬頂戴なんて言ういう方はお断りしています。だからいつも空いている。欲しいのだしてあげたらというけど健康保険の療養規則違反になるからお断り。ドラッグストアで2類医薬品として販売しているから市販薬類似品として何度薬価から削除という話が持ち上がっている漢方薬ですが最近は最大手が少ない薬を納入実績に応じて納品するという方剤が増えました。日本製の漢方エキス剤は小太郎漢方製薬の研究所が開発して他メーカーが後に続いたような形になっている。厚労省から冷たい扱いを受ける漢方薬ですが今回は中国からの原料そして工場でのエネルギーそして人件費すべてが上がっている中少し値上げになりました。50パーセントアップのものもあります。一方それで薬価科が下がったものも少なくない。ビタミン剤とともに漢方薬はドラッグストアで健康保険証を使わず購入しましょうという流れに間違いない。1980年代に比べ薬価が87パーまで下がっているよう最も高薬価な柴苓湯なんて700円の薬価がついた時代がありました。柴苓湯は小柴胡湯だけでも400円ぐらいしていました。1980年代からみたら漢方薬価は47㌫とか。患者サイドではお得感が大きいがこんなに安くなると後発医薬品とともに立ち行かなくなることを危惧します。そして圧倒的なシェアの企業の̠寡占率がどんどん上がっています。私も3月29日にいただいた処方箋を3月30日にいただきました。本当は期限が4日ですから4月1日にいただいたらいくらか安くなっていましたが恥ずかしいので。調剤事務さんは見ています。