アシテアダニ舌下錠のWEB面談

8階の病室からこの前入院中虹が見えました。入院中よく雨が降ります

昔担当だったMRさんがアシテダニ舌下錠の専任MRになったのでWEB面談をと連絡いただきました。さっそく全国でお二人のお一人からお昼のひと時いろいろ教えていただきました。まずミテイキュアよりも高用量なのにアシテアのほうが薬価が安くなっているそうです。お得です。ミティキュアはオランダのダニアシテアはフランスのダニ原料が異なります。アシテアは適宜増減の文言が電子添文に入っており100、200、300と短期間に増量することに不安を感じましたがしばらく100というのもありだそうです。ミティキュアは3300を長く処方すると査定が入ることもあるので良い話でした、最後の秋のアレルギー学会は紀尾井町のホテルニューオータニで開催されました。そして総合アレルギー講習会に変わりました。そのニューオータニでの秋のアレルギー学会の最後に会場を締め切って途中退室できないようにして舌下免疫療法の講習会が行われました。当時はLIVEの講習会を聞かないと舌下免疫療法の薬を処方ができない決まりでした。最初は姫路で一番にアシテアを処方したと思います。ダニの舌下免疫療法はは副作用率80パーセントですがアナフィラキシーとかはなく口の中周りの不調が最初はミテイキュアではなくアシテアから発売になったと記憶しています。そして5人連続咳が出る口がかゆいなどの理由で続きませんでした。工夫に工夫を加えてご指導させていただき次第にダニの舌下免疫療法を行っています、保険診療という制限診療の中で一人でも脱落しないようにするには最初は厳しく途中は優しく続けることが大切であると励まし続けています。AZ社の後援の元、結婚式場のアモニ-アッシュで地域連携の講演会で舌下免疫療法の講演を医療従事者向けに行ったのも思い出です。末梢血のがん細胞を殺しても根治はしない。死ぬまでの長い長い戦いが続いています。いつ急に閉院になるかこればかりはわかりません。ダニ舌下免疫をお勧めするには昔のようにダニのRASTを検査しないといけない。今年はダニアレルギーを疑う症状が多い。両目真っ赤な人が多い、EKC流行性角結膜炎を疑うが点眼すると一日で結膜が真っ白になる。咳が止まらない人も吸入すれば一気によくなる。ダニアレルギーで困るという声は少ない。困らないからダニ舌下免疫療法を希望しないという方が多いこの辺りが啓もう活動のポイントになるかもしれない。ヒノキの舌下免疫療法を期待する人は多いがエキスの抽出ができておらず全く期待できないお話です。