急性白血病とは何でしょう

急性とは経過が急な病気です、医学の多くの場面ではそんな理解です。しかし白血病の急性は異なります。急性白血病は分化能を失った白血病です。言い換えると急性白血病は腫瘍化した段階で分化がストップしてしまうタイプです。慢性白血病はある段階で腫瘍化が起きその腫瘍はもはや分化

できずそのあとの段階にはならないこれが急性白血病です。AML(急性骨髄性白血病)は骨髄系の白血病です。成人の急性白血病の8割がAML(急性骨髄性白血病)だそうです。学生時代に学んだFAD分類の好中球系のAMLにはM1M2M3があります。のM1は骨髄芽球レベルM2も同じ、M3は前骨髄球レベルの主要です、小児は8割がALL(急性リンパ性白血病)です。AML(急性骨髄性白血病)の中のAPL(Acute  Promyelocytic Leukemia)は内科の中では珍しい真のEMERGENCY(緊急性を要する疾患)だそうです。友人の医師がそのAPL(急性前骨髄性白血病)だとLINEが来ました。APLはの問題は出血傾向が顕著だそうです。朝は患者さんを診察していたのに午後は緊急入院だそうです。LINEが来ました。昨日は白内障手術をたくさん行った眼科医がまさか・・・。9月のハッピーマンデーには緑内障学会でアクリエ姫路に来る予定でした、緊急でCVPORT作って抗癌剤そして移植しないといけないようです。私は体調は問題ありませんが人手不足で水曜日休んで体は楽ですが昨日舌下免疫療法の薬が亡くなってきたらしまってましたねといわれた。患者さんにはご迷惑をおかけしています。