癌は遺伝子の病気、遺伝子にキズが付く病気です。なんの因果か炎症ではなく腫瘍。喫煙歴は全くなく、飲酒もコロナのかなり前からサントリーのウーロン茶で乾杯できる状態です。ノンアルコールビールもたしなまない。同じ病気100人に2人のRAREな病気、欧州には多い病気と診断されてしまった。有名人が完全緩解(completeremission)でオリンピックに出場されるのは移植の成果。骨髄移植は白血球のHLA-TYPINGが一致することが必要だそうですが兄弟でも1/4しか一致しない。臍帯血移植は世界一日本が多い。これは幼弱な細胞だから適合するそうです。それすら対象にはならない。私の病態は有名人にはいらっしゃらないから「なんで見つかったん」と患者さんに聞かれるが全く無症状でみつかりました、たまたま昨年から通院していた基幹病院の調子が良いから最後にCTと採血をしてよかったら卒業しましょうと診療部長の医師に言われて受けた検査で見つかりました。CTと血液検査を終え病院を出て30分で今から帰ってこれますかといわれると何事かと思います。私の病態は日本人では半分以上無症状です。産業医活動で労働者の皆さんに血液検査など健診結果を見せていただきますが労働安全衛生法の法定内項目でD判定E判定は今年から絶対に受診していただこうとおもっています。検診は本来結核から労働者を守ることが中心にありました、胸部XPで後から見てここがというのは微妙なところです。法定外項目で抗ヘリコバクター抗体やPSA、便潜血反応、検診車を工場に呼んで婦人病のがん検診など企業は法定外項目を実施するのは熱心ですが法定外項目のデータは個人に帰属するもので個人情報を会社が管理するのは難しい側面を有します。大部分は何ともなかったよということになるかもしれませんがこれが検診だと思います。私が化学療法で受けているのは内服💉ともに分子標的薬です。注射は細胞の外、内服は細胞の中に入っていきます。私の受けている治療はワンクール28日、注射は6クール、内服は副作用が出るまでどちらも分子標的薬です。内服抗がん剤は4月で3クール5月で4クール高額医療費制度で4月になると限度が半分とはいきませんが下がります。一年後にまた限度額見直しです。調剤薬局の事務員さんに教えていただきました。入院はDPCです、療養型など慢性期医療を含めて出来高の入院なんて今はRARE、いろいろ見たがさっぱり計算式が分かりません。そこで入院先の病院のDPC担当事務の方に聞いたが説明できないほど複雑とのことでした。外来受診しても私よりも若い方は少ない。私のような60歳以上の病気、日本人には極めて少ないRAREな病気です。「がんと闘うな」と思っていたが・・。お盆の受診時担当医から「なぜ化学療法を受けましたか?注射の化学療法を受けましたか?そんなん悪い病気で注射しないと患者さんが心配するからとお答えするとお笑いになっていました。今日からアクリエ姫路で緑内障学会が開催されています。7月に札幌で開催されたOIIAではMASK着用者は50パーセント行かなかったようです。やっぱり行くのやめようかな。感染症をもらって入院したら患者さんにまた休診でご迷惑をおかけすることになる。来年も緑内障学会は栗本康夫先生が会長でポートピアホテルで開催される。研修医から3年間過ごしたポートアイランドも10年以上行ってません。噂では人づてに聞くところでは1700人の参加者とか。行列に並ぶのつかっれてしまう。せっかく姫路、行ったことがない新しい文化センターであるアクリエ姫路も一度行ってみたい。やっぱり感染が怖くなっていました。