コロナ後遺症の漢方治療

夢前川上流は水がきれい、姫路にもこんなところがあります
春には桜がきれい

コロナ後遺症の漢方治療についてWAKEUP漢方で福原先生の講演を拝聴しました。福原慎也先生のクリニックは女性従業員が28名もおられ、コロナ後遺症が以来もなさっているそうです。講演に先立ち麦門冬湯は限定出荷になっているが漢方エキス製剤全体を説明するうえで取り上げるとのお断りあった。なぜ3回目でコロナ後遺症かというと1回目2回目のアンケートの結果だそうです。働き方改革で日曜日に漢方のお話を聞くことが減りました。そして今日のご講演も新型コロナ後遺症にどれくらいの種類のエキス製剤を使っているか、具体的な方剤名?補中益気湯・六君子湯・麦門冬湯・人参養栄湯・抑肝散など。症状は?多い順に倦怠感・咳・味覚異常だった。などアンケートからはじめりました。今日のテキストはMRさんがあらかじめご持参くださった。もらってない人はアンケートにご記載くださいとのアナウンスもありました。MRさんがご持参または郵送して下さるそうです。いま麦門冬湯が出荷調整になっている、入荷しないときどうするか?変わりは難しいが柴陥湯をお勧めされていました。福原先生なら特別に入荷しないのですかとよく言われるがそんなことはないそうです。今年は暖かく例年に比べてDRYEYEの方も少ない。咳の方はもともと10月は気管支喘息発作の月だからMYCOPLASMAで多い。姫路の定点当たりのCOVID-19は7月に比べて減少している。竹筎温胆湯は温めるのではなく温めるのではなく穏やかにする、enbraceという意味だそうです。胆(きも)はびくびくおどおどを主っているそうです。私自身竹筎温胆湯が合わない。おそらく冷え性なのに服用すると黄連が体をそして心を冷やしてしまうからか口内炎ができたので患者さんに使うことも少ない。なるほど胆は中正之官。おどおどしていては眠れない。イライラして眠れないではない。柴陥湯と加味帰脾湯の中間だそうです。小柴胡湯の黄芩を黄連に変えた生薬が入っている、小柴胡湯を使いたい方に良いみたい。予定通りに質問に答えてくださって終了しました。今日は朝8時30分から大阪公立大学で総合診療として漢方外来を金曜日なさっている河邉譲二先生のお話を聞きました。講演資料も講演前日に送付くださるし無料でお一人で準備されて凄い。ご自身の外来では鍼灸の施術もなさるそうです。今日は四診のお話でしたが実際の外来で明日から使えるお話で楽しかったです。来月は関西系統中医学講座に参加するかもしれません。残念どちらも基本第4日曜日です。河邊譲先生とは仙頭正四郎先生のご講演を帝国ホテルの横に聞きに行って再開しました。仙頭正四郎先生のお話がよく出てくるので大好きです。ご一緒にに神戸市立中央市民病院放射線科で研修医をしたころが懐かしい。11月には神戸市立中央市民病院で一緒に研修医をした芦屋市のご開業の春田クリニックの春田先生の兵庫漢方談話会の講演会も拝聴予定です。春田先生はCOLOR/アロマそして漢方を範疇が広い。皆さん頑張っておられるなあ。私の体には全身悪性の細胞が巡っている。感染症に大変弱い、ワクチン接種しても薬のかげんで抗体がつかないそうです。皆さんが頑張っておられるが更年期も終わり「漢方で免疫力をつける」に記載されているようにウエルエィジングを心がけるのが一番良いみたいです。