毎年この11月の文化の日(11月3日)の連休には姫路商工会議所で兵庫県医師会の産業医講習会がコロナ禍以前は行われていましたが久々に参加しました参加費は3000円、以前は自転車で馳せ参じていましたが今は無理です、バスで大手前通りから東へ徒歩です。医師の皆さん健脚で追い抜かれるが2号線は信号ですぐ患者さんがだいたい93パーセントの方が多かったような気がします。MASKをするとかえって苦しいときがあります。産業医は日本医師会の資格つまり国家資格ではありません。国家資格は労働衛生コンサルタント(保健衛生)で私は舛添要一厚生労働大臣の時に合格しました。医師免許があっても合格率30パーセントの難関です、つまり普通、凡人は大阪の天満橋で口述試験を三回受けないと通りません。その代わり産業医講習会は免除のはずのはずですが労働衛生から相変わらず。そうな労働安全衛生法は成長する法律です。社会保険労務士は労働基準法ですがわたくしたちは労働安全衛生法を学ばないといけません。いつも11月の姫路商工会議所での産業医講習会はまず最初は労働基準監督官の方からのお話からスタートします。コロナ禍で医師が多く集まる産業医講習会が開催出来なかった関係で姫路会場ではライブ配信で三宮の兵庫県医師会館をつないで多くの方が参加された。産業医講習会は現地参加が原則でしたがコロナ禍である意味便利になりました。昨年から化学物質の検診が話題になっている。工場はもちろん清掃業でも化学物質は関係します。ストレスチェックテストは今は50人以上の事業所のみで実施義務がありますが10月10日にすべての事業所で行うことになり来年の国会で議論されることになって負います。集団分析が大切というが少人数の事業所では個人が同定されるし財源はどうなるのか。新たな化学物質の検診をGHSに基づくラベルとSDSともとに事業主と産業医が相談して行いなさいというのが話題になっております。新たな化学物質というと工場でのお話ばかり想定していましたが汚れが落ちすぎる洗剤など清掃業など工場以外にも話が及ぶようです。2題目はメンタルヘルス対策として精神科と産業医学とつなげるようなお話を拝聴しました、3年前の講演の発展版とのことでした。2演題とも活発な討議が行われました。これで午前は終わりました。午後は1時間の休憩後認定看護師の方から癌の方の両立支援のお話さらには最後は事務所衛生基準規則の改正について神奈川県の聖マリアンナ医科大学から主任教授にREMOTEでご講演いただきました。事務所のトイレ一つでも法律により規定されているんだと感動しました。終了時刻は16時ちょうどでした。産業医学はどんどん労働安全衛生法(安衛法)が成長していきます。そして連休翌日の5日は昼休み病院受診、高価だから抗がん剤を90日処方いただき順調だから次の受診は2月となりました。厄年以来急に体がおかしくなりました。内服の分子標的薬は髪の毛が抜けず食欲も落ちずしかしながらかゆみと頭痛そして間擦部位の皮膚症状などいろいろ起こります。いつまで頑張れるかわかりませんが頑張ろう。