完全自由診療の近視の点眼薬登場

眼科領域ではリーディングメーカーは参天製薬です。いよいよ4月にその参天製薬から近視進行を抑制するリジュセアミニ点眼液®がOTCとして登場します。保険適応がなく子供医療の無料化になれた保護者に受け入れらるか大きな問題です。眼鏡かけたら終わりではありません、マイナス3D以下に近視をとどめるために10代後半までは続ける治療です。眼鏡コンタクトレンズいずれを使用しても近視はとどまることがありません。近視の進行抑制に低濃度アトロピンの点眼薬はシンガポールなどでは当たり前の治療になっており今までは個人輸入して処方する眼科もありました。日本で臨床治験を行い製造承認された低濃度アトロピンがリジュセア点眼液です。参天製薬から近視進行抑制目的で0.025%のアトロピン点眼薬が上市されます。現存する1パーセントアトロピン点眼液を薄めて自家調整することは療養規則違反で違法になります。日本初の国内承認低濃度アトロピン点眼液はリジュセアミニ点眼液と申します。保険適応はなく薬価収載はされず薬価未収載での上市となります、リジュセアミニ点眼液使用中は近視にまつわる診療は検査を含めて完全自由診療となります。一つの病名に保険診療と自由診療を併用すると午前午後2回に分けても日を変えても混合診療で日本では禁止されております、医師は保険医停止など厚生局から厳しい措置を受けるかもしれません。花粉症のアレルギー性結膜炎だと保険診療はできるそうです。今までコンタクトレンズ検査は無料であったものが10割支払うことになります。混合診療とは一つの病気において自費と保険診療を混ぜることですが金持ち優遇というのでわが国では混合診療は認められておりません。特定健康診査も近年保険診療と同日に行うことは慎むように指導されています。近視という病名に対してリジュセアミニ点眼液を処方すると無料の子供医療はぶっ飛び近視の検査すべて自費払いになります。継続期間は10代後半まで続けることが推奨されています。また点眼をやめた後のリバウンドもあるようです。OTCでしか承認されなかったということは保険適応の医薬品ほどのPOWERはないということですが姫路市内でも輸入品を点眼しているお子さんはかなりおられるようです。子供医療で0円に慣れている保護者の皆様にとってひと月30日が4000円の目薬は受け入れられるでしょうか。眼科のリーデイングカンパニー参天製薬。営業力はさすがです。私のところでは少なくない方にスギ花粉症やダニの舌下免疫療法を行っていますが続きません。脱落していきます。続きません、ましてや薬代がひと月4000円以上院外処方にするとなんと調剤基本料などが算定され5900円もし3月分なら10000円を超える。glareや羞明などの副作用はわずかながら起こるようです。リジュセアミニ点眼液を院外処方にすると保険薬局では調剤料医療機関では処方箋料がかかりますのでより医療費が上がってしまいます。確定申告の時期ですが消費税の課税業者になると1100万円を保険外収入が越えると2年後課税業者になるし事業税の納付もしないといけません。ずっと毎年消費税納めています。何よりも患者さんのためにと思うならば院内処方、面倒なことはいやならば院外処方になります。自由診療ですから国家が価格を決めません。近視治療は大きなマーケットなっておりこの後近視治療用のコンタクトレンズなどいろいろな治療が身近で行われるようになります。基本は屋外で過ごす時間を増やすことです。コロナ禍で子供は誰も外で遊ばない時代携帯が子守をしていてはダメ。