こどもの近視治療

子供の近視の振興抑制は世界的な大きな課題です。今まで近視の治療といえば眼鏡コンタクトが主流でしたが低濃度アトロピン点眼薬が4月つまり今月から検査を含めて完全自由診療で使えるようになります。聞くところでは個人輸入で低濃度アトロピンを処方している眼科は15パーセント程度だそうです。ただ都市部では多く過疎地では少ないことがすいてされる。更に夏から秋にはクーパービジョンのマイサイトというなんとアメリカFDA認定の多焦点コンタクトレンズも日本で使えるようになる予定です、一番強力なのはREDLIGHTという機会です。更には眼鏡のレンズはカールツワイズなどいろいろなメーカー眼鏡レンズが登場予定だそうです。オルソケラソロジー(オルソK)は高酸素透過性のハードコンタクトレンズを夜間に装着するとマイナス4Dぐらいまでの近視の方が昼間裸眼で見えるというものです。さらには10年後の近視の進行が異なり、10年後に差がつくそうです。絶滅危惧種のようなハードコンタクトレンズ。ただしオルソKもマイサイトもお金がかかる。オルソKも一年10万円以上かかる。マイサイトもワンデーで遠近両用レンズだから安くない。私は今病気もありコンタクトレンズ診療はどんどん断っています。申し訳ないと思いつつほとんど一回お越しになって終わりなので抗がん剤治療で倦怠感が強く無理なのです。10年前ならオルソKも考えるが今は無理。閉院せず続けることが大切です。子供の近視治療も花粉症の舌下免疫療法も続けることが大切です。