非定形精神病にも漢方薬を使うんだ

非定型精神病の方から産業医活動の中で時間とってもらえますかと言われ15分ほどお話を聞きました。非定型とは定型的ではないことです、統合失調症でBIPORでもてんかんでもないことらしい。ロナセンやブロナセン、メイラックスなどとともに抑肝散や柴胡加竜骨牡蠣湯も頓服で飲んでおられた。漢方薬に即効性があることを示すものです。そもそもベンゾジアゼピン系睡眠薬の実薬軍は60パーセント有効DOUBLEBLIND試験でPLACEBO群でも40パーセント有効です。ならばまずはオレキシン受容体拮抗薬や漢方薬をFIRSTLINEに置くべきです。産業医や労働衛生コンサルタントは仕事をしている場を知っている、一方精神科や心療内科の主治医は病気を知っている。今日は岡留美子先生の講演会でした。印象に残った言葉は柴胡はPSYCHOに通じる「サイコはサイコに通じる」です。PSYCHOはPSYCHOLOGYの略です。PはSILENTで発音しな専。産業医活動では子供の相談も受ける。子供の生活リズムが2時、基幹病院で処方されたメラトベルも服用したがきかなかった。私は睡眠層抗体症候群という病名だと思うインターネットで調べてみてくださいとお答えした。産業医活動は筋書きがないストーリーです、心がやんだ人もいるし血液検査が悪い人もいる。受診勧奨しても受診しない人のほうが多い。肝の病には日本では柴胡、中国では香附子を用います。なぜ違うのは良くわかりません。日本漢方古方派は腹診を重視するからかもしれません。中国は儒教のお教えで肌を露出することはお勧めでは内容です。だから爆買いついでに梅毒が蔓延したのかもしれません。昨日産業医活動でこどもに子宮頸がんワクチンを中学2年生に接種するのかどうか聞かれた。子宮頸がんワクチンを接種勧奨していないのは日本だけでもうすぐ日本は子宮頸がん大国になると警鐘が鳴らされているとお話いたしました。9価の子宮頸がんワクチンが登場しているが日本は現状ガーダシルやサーバリックスすらほとんど接種していない。20代から30代の若い女性の子宮頸がんが増える。今日から京都のウエステイン都ホテルでは眼科診療アップデートセミナーです。初めてのハイブリッド開催です。放送トラブルやスライドが更新されなかったりいろいろ起こりましたが大橋裕一愛媛大学学長の名司会無事一日目が終わった。帯状疱疹ワクチンは田辺三菱製薬と武田薬品工業から発売されている。不活化ワクチンがGSKから登場した、一回25000円するらしい、2回で5万円。私は今のところ普通の免疫力の方には新しい高価なシングリックスは勧めていません、シングリックスはコロナワクチンと同じく筋肉注射です。肩峰から3横指下に筋肉注射です。なお当分の間日本脳炎ワクチンがどこもないと思います、阪大微研の問題で武田薬品工業、田辺三菱製薬の問題ではありません。明日も朝8時30分から眼科診療アップデートセミナーです。毎日コツコツ漢方全般allergy全般、眼科などを中心に勉強します。