第6期関西系統中医学講座の8回弁証症例分析編に参加しました

第6期関西系統中医学講座は午前の生理病態治療編に続き午後は弁証症例分析編です。今日は朝から産科婦人科のお話が続きます。まずはINTRODUCTIONで函館の夜景のお話から神戸の100万ドルの夜景は大阪の光を見ているという一見関係なさそうですが遅刻する人を待つ、いつも通りのスタンスから話が始まりました。根本の病因を見ることが大切ですというお話で、それぞれの人の寒熱燥湿を見て気血津液さらには日本漢方では踏み込まない臓腑概念を考え病態を解析と病因の根本を見ていきましょうといわれました。先天・生活・心理・社会環境から臓腑機能を見ることが函館の夜景を細かく一個一個見ることにつながるとお話くださった。風邪をひきやすいのは肺も虚、肺気・脾気の総量、肝の気の配分さらにはその奥には生活環境の影響がある。肺の失調には抗ヒスタミン薬(抗コリン作用)や抗生物質の乱用(耐性菌のみな・・エアコンの乱用などで起こる。真夏のエアコン使用で22度は肺を失調させる、本来の体の仕事を乱す。過労・寝不足、手術侵襲、恐怖、寒冷環境、運動不足、冷飲食、乳幼児の大病が腎に負担や圧迫を加える。腎気といえば先天だけかもわからないがこういった要素はないだろうか。脾虚は過食下院思惟活動が過剰、肝気の失調は几帳面、生真面、画一的な価値観、他からの価値基準抑うつ環境が関与する。心の失調は否定的思考、環境ストレス的社会環境、将来展望の喪失が悪影響する。昼御飯抜きだったが睡魔が襲ってきました。もったいない。