以前は更年期障害といってましたがレセプトで未コードだから更年期症候群と読み替えなさいとご指導を大昔にいただきましたGOOGLEに私の薬を間違ったと書き込まれたことがありましたが気血津液や熱の切り口五臓の中の肝・心・腎の切り口から処方を系統中系統中医学の薬の使い方は日本漢方より広い。肝ばかりかんがえている。胆また体力があるとかないとか中医学では一切考えない、体力や科の色が白いとかはすべて日本漢方の世界です。更年期症候群は腎陰腎陽が虚、虚熱も虚寒もある。黄連解毒湯などで清熱だけ行っても標治です。利湿散寒も同じ。不足を単に補うのではなく陰陽や氣血のバランスをとるのが巡りをつけるのが系統中医学と日本漢方や中医学の違いです。更年期は百年百様です。気血と肝心腎に目を向けるのが大切です。成長から衰退への翁天気が更年期です。腎の機能が衰退していく中で(腎虚)生殖機能からの解放の時期を更年期と捉えています。成長から衰退の曲がり角に差し掛かる時期とも表現できます。体の陰陽バランスの乱れであり相対的陰陽バランスの乱れです。更年期障害では相対的に洋画更新し陽亢となります。イライラ煩躁不眠さらには水の流れの異常として趣旨のこわばり関節痛が起こります。陽的側面が主となる男性では陰盛になり肥満冷感などの症状を呈します。血虚陰虚気滞などが阻滞病態と結びつきます。晩婚化で更年期にゆったりすることは困難になっている。明るく楽しくウエルエイジングとはなかなかうまくいきません。