予防接種
公費でのワクチン接種(定期予防接種)を御希望の方はワクチンの種類と、第何期かを調べてあらかじめ御連絡下さい。
母子手帳を御用意下さい。検温を御来院直前に自宅ですませていただきますとより迅速な対応が可能です。
土曜日の接種は副反応に対応する医療が乏しいため可能な限りひかえて下さい。お電話にてご相談下さい。
麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘、BCG、黄熱病は生ワクチンです。
生ワクチン接種の場合、次の予防接種は28日後(4週間後の同じ曜日)となります。不活化ワクチン接種なら7日後に接種可能です。
母子手帳を忘れた時は接種できないことがあります。
任意接種をご希望の方は予診票をとりにおこしいただくかあらかじめ御連絡のうえ御来院後御記入をお願いします。
こちらより、インフルエンザ予防接種の予診票をダウンロードできます。 印刷、御記入してお持ち頂くと、待ち時間の短縮になります。
予防接種を受けに行く前に
インフルエンザ・ワクチンの予防接種
対象 | 接種料金 | 備考 | 注意事項 |
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満65歳以上の人 | 1,500円 |
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小児から65歳未満の人 | 全額自費 |
任意接種の接種料
予防接種法に基づき行う「定期の予防接種」に対し予防接種法に定めのない予防接種は法律に基づかない「任意の予防接種」となります。 当院における任意接種の料金です。
予防接種 | 価格 |
---|---|
三種混合 | 5,000円 |
二種混合 | 5,000円 |
破傷風トキソイド | 5,000円 |
おたふくかぜ | 8,000円 |
麻しん | 5,000円 |
風しん | 5,000円 |
麻しん風しん混合 | 8,000円 |
A型肝炎 | 8,000円 |
B型肝炎 | 6,000円 |
肺炎球菌(ニューモバックス) | 8,000円 |
小児肺炎球菌(プレベナー13) | 12,000円 |
ヒブ | 10,000円 |
子宮頸癌 | 15,000円 |
日本脳炎 | 6,000円 |
水痘 | 8,000円 |
四種混合 | 10,000円 |
但し別途消費税がかかります。
帯状疱疹
帯状疱疹は近年増加しています。水痘ワクチンが定期予防接種となり子供から免疫をもらうことがなくなったことが大きな要因です。
最初、体の左右どちらかにピリピリとした刺痛がまず出現します。
その後、赤い斑点と水痘が帯状にあらわれます。
ヘルペスウイルスのなかまの水痘帯状疱疹ウイルスにはじめて感染すると水ぼうそう、神経節に潜伏し、ストレスなど免疫が低下すると神経を介して皮膚に到達します。目のまわり顔面も好発部位です。
50歳以上では定期予防接種として水痘ワクチンの接種がすすめられています。目のまわりに発疹が出る前に今までに経験したことがない痛みを経験したら帯状疱疹を疑うことは大切です。早期に治療を開始しないと帯状疱疹後神経痛が発症しはげしい疼痛が長期に続くことがまれではありません。
抗ヘルペスウイルス薬が効果を示すまでに2~3日かかります。
現在、帯状疱疹の予防には水痘の生ワクチンが使われていますが今後不活化ワクチンが使用できることになっています。こんなに痛いのは二度とごめんと思われる方は5年に1回ワクチンを接種してください。
肺炎球菌ワクチンについて(大人用)
肺炎の原因として一番多いのが、肺炎球菌によって引き起こされるものです。肺炎は、体力の弱い高齢者や免疫力の低下している方にかかりやすく、急速に症状が進んだ場合は抗生物質などによる治療が間に合わないことがあり危険です。肺炎を事前に予防する方法の一つとして、ワクチンの接種が重要です。(任意接種)
肺炎は死因の第3位です。
肺炎球菌ワクチンとは、抗生物質がききにくい、肺炎球菌によって引き起こされる色々な病気 ( 感染症 ) を予防するためのワクチンです。従って、肺炎球菌以外の原因による病気に対しては予防効果はありません。肺炎の原因となる微生物は各種細菌やウイルスなどたくさんの種類があります。しかし、肺炎球菌はその中で最も重要な位置を占めている細菌です。
また、インフルエンザウイルスに多くの型があるように、肺炎球菌にも多くの型があります。このワクチンは、一回の接種で色々な型に効果があるようにつくられています。
成人用と小児用の2種類があります。全く異なるワクチンです。
成人用肺炎球菌ワクチン接種がすすめられる方
次のような方に、成人用肺炎球菌ワクチン接種がすすめられています。
65歳以上の方
心臓や呼吸器に慢性疾患のある方
腎不全・肝機能障害・糖尿病の方
脾臓摘出などで脾機能不全のある方
この肺炎球菌は、体力が落ちている時やお年寄りになって免疫力が弱くなってくると病気を引き起こします。 高齢の方ほど きわめて重い肺炎を起こすこともあり、ワクチンによる予防が望まれています。
有効率は約80%で、その効果は人によって異なりますが、約5年間継続すると言われています。
副作用のほとんどが注射部位の痛みで、その他、悪寒、頭痛、関節の痛みといったインフルエンザ様の症状で、その多くが3日以内に消失する軽いものです。
肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチン
インフルエンザにかかることが、肺炎を引き起こす要因となります。
両方のワクチンを接種することで、より高い肺炎予防効果が得られます。
通常、両方のワクチンは1週間以上あけて接種します。
肺炎球菌ワクチンは季節を問わず接種可能です。
不明な点があれば、当クリニックまでご連絡下さい。